北海道から脱原発を!~池澤夏樹氏が札幌で講演
11日に北電泊原発(後志管内泊村)の廃炉を求めて提訴した原告らの市民団体「泊原発の廃炉をめざす会」が主催した記念講演会です。わたしも出席しました。 byCOSMOS
池澤夏樹氏が札幌で講演
池澤氏、他アピール動画
帯広市出身の芥川賞作家池澤夏樹さんが脱原発をテーマに「昔、原発というものがあった」と題して話す講演会が13日、札幌市中央区の札幌市民ホールで開かれ、約700人が参加した。
池澤さんは福島第1原発事故の背景に、原発の安全神話を前提とした政府と電力会社の姿勢があるとし、「冷静に検証しようとした学者を追放し『安全です』と結論を宣言してしまったため、事故が起きた時の計画作りもうまくいかず、自縄自縛に陥った」と指摘した。
その上で「国(の社会構造の変化)というものはその気になれば案外できる。自然エネルギーを増やすのは決して難しくない」と話し、太陽光発電などの適地とされる北海道から脱原発を進めることを呼びかけた。
講演会は、11日に北電泊原発(後志管内泊村)の廃炉を求めて提訴した原告らの市民団体「泊原発の廃炉をめざす会」が主催した。<北海道新聞11月14日夕刊掲載>
by y_csm521
| 2011-11-16 15:46
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