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COSMOSの原発関連ニュースメモ

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毎日たくさん流れてくる原発関係のニュースの個人的なメモです。

選挙結果を踏まえ、私たちはどう行動すれば良いのか?



≪「脱原発メーリングリスト」への投稿をシェアします。久野収氏の言葉、今の私たちが改めて受けとめ直さなければ、と思いました。 byCOSMOS≫

読者の中には、今回の総選挙結果について落胆し、脱原発アクションへの参加がバカバカしくなった人もいるかもしれません。

 しかし、昨日のメールでも書いたように脱原発を明確に掲げた勢力が議席を多数得られなかったのは、選挙制度のマジック、自民・公明・維新が争点を曖昧にしたこと、脱原発派の戦術的失敗などによることが原因であり、むしろ脱原発を求める意志が国民の多数派であることはこれまで以上に明白になったのです。

 民主主義は選挙によって選ばれた国民の代表に意志を委ねること(間接的影響力行使)と同時に、私たち一般市民が市民運動として直に届けること(直接的影響力行使)が、健康さを維持するために必要なことなのです。

 もちろん、おかしな制度であることは、はじめから分かっていたことなので、制度を言い訳にはできません。選挙で負けた事実は消せません。しかし、民主主義は選挙によって選ばれた国民の代表に意志を委ねること(間接的影響力行使)と同時に、私たち一般市民が市民運動として直に届けること(直接的影響力行使)が、健康であるために必要なことなのです。

 民主主義社会における市民運動は、体に例えれば血液です。血のめぐりが悪くなれば、肩こり・腰痛はもちろんのこと、様々な病気になりやすくなります。民主主義社会の血液である市民運動が不活発になれば、社会全体に痛みや病気が広がってしまうのです。

 もう、22年前の古いものですが、1998年に亡くなった市民哲学者の久野収さんが今は廃刊になった『朝日ジャーナル』誌に載せた一文を紹介します。久野さんは、哲学者ながらスニーカーを履いて市民デモにも参加する気さくな人で、女性誌の『アンアン』なんかも買って読んでしまうような人でした。

 「民主主義は、議会政治の討論と大衆的説得力の直接的行使とが合成しなければ、健康に機能することができない」

 「議会政治だけでは、職業政治家の院内取引に終わりがちだ。だから、市民が民主主義を戦いとった英、仏、米では、大衆デモの自由が市民の意志表示の最大の権利として公認されている。彼らは繰り返し、大衆デモによって政府の政策決定に影響を与え、民主主義を正道に戻してきた」

 哲学者なので、難しい言葉が使われていて分かりにくいかもしれません。これを今の脱原発運動に当てはめて考えてみます。

 民意とねじれた国会になったしまったのなら、これで脱原発を求める気持ちを持った一般市民が行動を止めてしまえば、本音では原発を維持推進したい政治家や官僚の密室取引で全てが決められてしまうかもしれません。尚更のこと私たちが直に届けることが重要になります。それによって、政府の政策決定をを私たち市民多数が求めている方向に動くようにする、すなわち「民主主義を正道に戻していく」必要があるのです。

 そして、自民・公明、維新の会に投票した有権者にも一定の割合で脱原発派の人がいます。3.11以後自民党議員にも脱原発派が増えました。とりわけ今回初当選した若い新人議員には多いのではないでしょうか?維新の会の橋下派は脱原発派です。これらの議員に対する働きかけを強めて、味方を作ることも重要になってくるでしょう。

 選挙結果は脱原発運動が力を失った証明ではありません。結果に合わせて変化をさせる必要はあるでしょうが、それはむしろ声を大きくすること、自民・公明・維新にも味方を作る対応をするということであり、「結局、どんなに意志表明をしても実際の行政に変化はない」と諦め、落胆・消沈することではありません

 これらの態度こそ、人々の意志を実際の政治・行政がかけ離れてしまう原因だったのです。20万人にも膨れ上がった群衆の姿があったからこそ、政府も2030年代原発ゼロを目指さざる得なくなったのであり、電力会社もガスコンバインドサイクルや再生可能エネルギーに力を入れざるを得なくなったのです。原発維持継続を主張してきた政党も政策を変更することになったのです。

 ですから、みなさんは、今後も各地で行われる脱原発アクションへ自分のできる協力をしてください。札幌圏の読者のみなさんは、以下の行動(「北海道反原発連合」サイト)にご参加ください!

 17:00~17:30 電源開発北海道支店前サイレントデモ(北3西3)

 18:00~20:00 北海道庁前再稼働反対抗議行動



 人々の意志が原発を止める日がいつか必ず来る!



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by y_csm521 | 2012-12-22 09:16 | 脱原発運動・集会・支援