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COSMOSの原発関連ニュースメモ

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毎日たくさん流れてくる原発関係のニュースの個人的なメモです。

カテゴリ:電力不足問題( 10 )



関電「電力不足予測過大だった」 大飯3・4号機の3倍増

週間しんぶん京都民報

 夏場の電力不足を強調し、大飯原発3、4号機(合わせて237万キロワット)の再稼働を強行した関西電力。電力不足の根拠とした電力需給予測(5月発表)と、今夏の実測データを比較すると、約700万キロワット(供給400万キロワット、需要300万キロワット)、大飯原発2基の3倍もの電力が増えていたことが分かりました。この問題を指摘してきた「気候ネットワーク」(浅岡美恵代表)は、「省エネ・節電が進む中、再稼働しなくても夏は乗りきれた。関電は原発を止め、本当のデータを公表すべき」と批判しています。
 データは、関電が5月19日発表した「今夏の需給見通し」と、7月1日~8月6日までに発表したデータを比較したもの。
 供給の内容では、揚水発電が223万キロワット(予測)→448万キロワット(7月6日)、他社・融通電力644万キロワット(予測)→742万キロワット(4日)、水力203万キロワット(予測)→285万キロワット(7月17日)と、合わせて405万キロワット電力供給量が増えています。
 電力需要では、2987万キロワット(予測)としていましたが、実際の最大需要(4日)は2681万キロワットと、306万キロワットも下回っています。
 また、関電側は需要予測データを「2010年並みの猛暑」と設定していますが、今年の猛暑日(35度以上、6日まで)は13日間で、10年の14日間とほぼ同等の「猛暑」となっています。

本当の供給量を情報公開すべき

 気候ネットワーク田浦健朗事務局長の話 私たちは5月に関電が発表した時点で、「電力は足りる。再稼働は必要ない」と主張してきました。
 需要の点では、技術的にも住民意識の中でも節電・省エネが進み、電力需要は大幅に減っています。3・11以前の、何も気にせずに電気を使っていた当時とは違います。一昨年並みの電力2900万キロワット以上を想定するのは過大すぎます。
 供給側でいうと、揚水発電は利用されていません。揚水発電は、出力調整が簡単にできない原発の電力をムダにしないように造られた経過から、原発とセットのように考えられています。しかし実際は原発と隣接しているわけでもなく、電力が余っている時に電気で動かせば、ピーク時に発電することができます。
 他社・融通電力など、電力会社しか分からない情報も多くあります。関電は事実隠しを行わず、本当の供給量を情報公開すべきです。
 関電は昨年も「10%電力が足りない」と言っていましたが、実際に停電は起こりませんでした。今年は脅しのように計画停電を通知し、再稼働を強行する材料にしました。再稼働しなくてもやっていけることは明らかですから、原発はすぐに止めるべきです。
 地球温暖化防止のためにも、さらに節電・省エネをはかり、将来的に自然エネルギーへ転換していくべきです。

(「週刊しんぶん京都民報」2012年8月12日付掲載)

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by y_csm521 | 2012-08-14 12:24 | 電力不足問題

≪メーリングリストに流れて来た情報です。シェアしたくて掲載しました。 by COSMOS≫

さえきさんの意見
★明日、札幌で[エネルギー・環境の選択肢に関する意見聴取会]があるんですが、行く人には、ぜひ読んでほしい記事があります。★
3つぐらい選択肢が出ているんですが、北海道はすでに再生可能エネルギーだけで賄えるぐらい電力供給力があるんですよ。もちろん、足りない時はまだ火力発電に頼る必要がありますけどね。揚水発電、蓄電、LNG火力発電が2014年までには運用されるので、それまではレンタルの簡易火力発電(三菱重工のメガニンジャや苫小牧の発電所に設置されているディーゼル式の火力発電)を使えば十分、この冬も乗り切れるでしょう。

「再生可能エネルギー発電、能力300面キロワットに」(日本経済新聞2012年7月5日)
大規模太陽光発電所(メガソーラー)や風力発電の設置計画が道内で相次いでいる。北海道電力によると、メガソーラーと風力で新たに売電を希望する議場者は最大発電能力で計約300万kwと札幌市の全世帯の仕様電力を賄う規模になる。1日から再生可能エネルギーの全量買い取り制度が始まり、企業の参入は増えそうだが、不安定な発電を活用するには課題もある。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

泉さんの意見

ほくでんからの今月の電気料金のお知らせと一緒に、

あなたのでんき
「ほくでんは、これまで電力の安定供給に取り組んでまいりましたが、この夏、現在定期検査中の泊発電所の運転を再開できない場合、お役様に電気を安定してお届けすることが非常に難しい見通しです。、、、、お客様に節電のお願いをお願いしなければならない状況となりました。」
というお知らせが届きました。

これは、電力の最大受容が冬場の北海道では、根拠のない遠回しの脅しであり、抗議すべきものであると思います。節電が必要であれば、需要の大半を閉め、しかも一般家庭より安い電気料金を支払っている、しっかり企業に節電をさせてほしいものです。

大飯再稼働を強行するために、関西電力は、火力発電8基を停止し、電力余剰がある事実を隠蔽し、再稼働はやむおえないと、再稼働反対の周辺自治体知事たちに脅しをかけました。


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by y_csm521 | 2012-07-22 01:43 | 電力不足問題

≪読売新聞の記事より。夏の電力不足の危惧があるから、と無理やり大飯原発を再稼働させたら、大飯原発フル稼働で118万kwの余力ができたので、384万kw分の火力発電​所を停止する、ということは、もともと不足はしていなかった、ということですよね、やっぱり。by COSMOS≫

<以下、読売新聞の記事>
http://osaka.yomiuri.co.jp/​e-news/​20120707-OYO1T00340.htm?from=ma​in1

関電、来週85〜88%…でんき予報

 関西電力は6日、節電要請期間2週目となる、来週の「週間でん​き予報」(9〜13日)を発表した。大飯原子力発電所3号機(福井県おお​い町、出力118万キロ・ワット)の再稼働で供給力が増強されることから、​電気使用率は 85〜88%の「安定」で推移する見通しだ。

 日本気象協会によると、大阪市内の最高気温は30〜31度と平​年並みの見通し。予想気温や直近の需要を基に、需要は2080万〜2170万​キロ・ワット にとどまると見込んだ。

 供給力は、大飯原発3号機が9日未明にもフル稼働に達すること​で、2421万〜2466万キロ・ワットを確保できるとし、最大8基の火力発​電所(計384万キロ・ワット)の運転を停止する計画だ。

 また、経済産業省が6日発表した9〜13日の電力需給見通しに​よると、各電 力会社の最大電力使用率の中で高いのは、北海道電力の91%(1​0日)、四国電力の85%(11、12日)、九州電力の84%(10日)、北​陸電力の 83%(9日)。
(2012年7月7日 読売新聞)

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by y_csm521 | 2012-07-12 12:23 | 電力不足問題

≪たんぽぽ舎からの情報、続編です。 by COSMOS≫

たんぽぽ舎です。【TMM:No1432】
2012年4月25日(水) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.テント日誌【番外編】 大飯行き報告 4/23・24  (Y・T)
★2.「関西地方は原発ゼロでも
     真夏に電力不足は起こらない みんな安心して!!<下>
              (週刊朝日2012.4.27号 緊急寄稿 広瀬隆)
★3.保安院の信頼度、ツイッターより下。「3.11直後の情報源」自ら調査
                     (4月25日 朝日新聞より)
★4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
◇大飯原発再稼働はイヤだ! 岐阜・愛知も 福井の原発の地元だ!
 4月26日、貸し切りバスで、一緒に関西電力本店に行きましょう!!
━━━━━━━
4月26日(木)午後6時30分から、カネ儲けより命が大事―経団連は再稼働を
あきらめろ4.26行動、集合場所・経団連前(千代田区大手町1-3-2)
━━━━━━━


┏┓
┗■1.テント日誌【番外編】 大飯行き報告 4/23・24
 │   海辺の長閑なたたずまいの中にも
 │   風雲急を告げるのか・・・・大飯原発再稼働問題
 └────( Y・T )

 4月23・24日、たんぽぽ舎の大飯原発監視テント支援行動に椎名さんと
ともに同行して大飯へ。浜岡原発を考える静岡ネットワークの鈴木さんも一緒
だった。総勢15人。
4月23日。快晴。大飯に近づく車中から見る緑色の海の美しさに驚嘆。そし
てリアス式海岸の風光明媚にうっとりする。

 駅に着いたところで、もう10日間も経産省前テントからこちらのテントに
応援にきているQさんのお迎え。京都・滋賀から現地入りしている古くからの
友人も迎えに来てくれている。そして福井県民会議の石地さんの運転で一路、
テントへと向かう。立派な長い橋を渡って大島地区に入り、長閑な漁港風景を
見ながら、テントに着く。テントの前は運河のように陸に入り込んだ海で小さ
な漁船のたまり場となっている、。

 大飯は本当に海が美しい。そして海の幸に恵まれた長閑で、癒されるような
町・・・原発さえなければ。その原発は3方を山に囲まれた海辺にあり、住民
からは見えない。人口は9000人だそうだ。

 テントは7~8張りに増えていた。可愛い小さなテントが5つ並び、少し離
れてやや大きめのテントが2つ建っている。顔馴染みの埼玉・入間の方もマイ
テントをかついでやって来ているようだ。滋賀の堅田教会や西東京教区の方も
テントを建てている。ただ茂みや木立に隠れて、意外に慎ましやかというか、
風景や雰囲気に溶け合っている。村長のU君が日焼けした顔で迎えてくれる。
かって経産省前テントでも毎日のように泊まり込み守っていた。久し振りの再
会であった。Yo君も随分健康そうな雰囲気である。

 テントの前で石地さんが大飯の状況を説明して下さった。この間、4回にわ
たって住民への対面でのアンケートを行ったそうだ。何が最も心配かと。1番
目は大飯原発が福島第1原発のようになりはしないかであり、2番目は子や孫
の世代に負担を強いることになるのではであり、3番目が雇用ということで
あった。(大飯原発で働いていた息子さんが仕事が無くなって今は福島原発に
出稼ぎに行っているというやるせない話も) どこの世論調査だか忘れたが、
原発や再稼働に反対、もしくは疑問に思う声が30数%に達しているという結
果もあるそうだ。

 京都から持ち込まれたビラを手分けして家ごとの配布に向かう。そのビラ配
りでは、何人かのシニアの漁師さん達から話を延々と聞いた(聞かされた?)
ことや、お婆さんからみかんをもらってお話したとか、椎名さんのように広島
でのアクションがTVで放映されそれを観たという方との話が盛り上がって、と
か、結構交流もあったようだ。明日は住民説明会に向けた資料入りのビラを配
布する予定だそうだ。

 テントには音楽をやっているという若い6人連れが大阪からやって来ていた。
昨夏の福島での音楽大会にも出ていて、それを椎名さんが観ていたということ
で意気投合。さらにその中の1人は椎名さんと福島の同じ町の出身ということ
で大感激。早速椎名さんの指導でカンショ踊りが始まる。若者達も気に入った
ようで、今度大阪でもやろうと盛り上がる。

 ちなみに、このテントには中嶌哲演さんや大阪の小林圭二さん(石地さんは
彼を福井の恩人だという)も訪れたい気持ちを持っておられるそうだ。

 民宿へと移動する途中出くわした子ども達は、水辺で遊びながら大きなナマ
コを捕っていた。民宿で経産副大臣を迎え撃つアクションを終えて駆けつけた
京都の長谷川さんと合流。食事後の交流会では、大飯再稼働阻止に全国の全精
力を傾けて取り組むこと、現地での体制や全国への発信、26日の住民説明会
への対応、福島からの働きかけや、全国との連携、最後にはXデーの際の全国
結集での現地行動にまで話は及んだ。

 尚、町民以外は厳禁の住民説明会は会場周囲にロープを張り巡らし、厳重警
戒下で、参加者には身分証明書の提出を求めるなど、一種戒厳状態で行われる
ようだ。700人の町民が申し込みをしているそうだ。

 2日目は朝からPR館の見学へ。1人、PR館の脇の階段を降り、そのまま
進んで海岸へ。海水浴場が続き、その隣に大きな整備されたキャンプ場。海を
隔てた向かい側に原発の施設の一部が見える。海から物資を搬入しているのか
おおきなクレーンも。キャンプ場と道路の反対側には関電の3階建てレストハ
ウスが建っている。上層部が利用しているとか。
 町役場に向かうバスの降り際に、運転手さんははっきりと原発に反対であり、
再稼働に反対だと言った。誰かが慌ててたんぽぽ舎作成の資料を手渡しに行く。

 11時頃町役場に行き、町長(企画課が対応)と町議会(議会事務局が対
応)に申し入れする。反原発自治体議員・市民連盟の申し入れ書を読み上げ、
椎名さんが福島の現実を訴えて再稼働を認めないよう要請し、鈴木さんが浜岡
原発に隣接する多くの自治体が永久停止を求めていることを説明し、経産省前
テントひろばからも全国・全世界の人々の望みに沿うよう、そして若狭が
3・11後の浜通にならないよう選択すべきことを訴えた。

 申し入れを終えて、町役場の前で記念撮影をしていると、福島から弾丸バス
で8人が到着。朝4時に出発してきたそうだ。佐藤幸子さん、佐々木慶子さん、
そして若いお母さん達、男性2人は福島大の学生。一緒に記念撮影をする。
福島隊はテント応援と福井県への申し入れに来たのであったが、こちらから連
絡して急遽大飯町役場への合流となったのである。そのまま町役場に申し入れ
に行った。後ほどわかったことだが、この申し入れに熱が入り、1時間半程も
話し込み、テントに向かう時間が無くなり、4時からの県への申し入れに向
かったとのことであったそうだ。テントの皆さんにはまたの機会に。

 今回の大飯行きは中味の濃いものであったと思う。帰りの電車の中で椎名
さんは言った。また一つ、運動が前進したように思う、と。  ( Y・T )


┏┓
┗■2.「関西地方は原発ゼロでも
 │    真夏に電力不足は起こらない みんな安心して!!<下>
 └────(週刊朝日2012.4.27号 緊急寄稿 広瀬隆)

 ・・・合わせて195万kWを長期休止中として整備をしない。現在は、まだ
4月である。真夏までに3~4ケ月もある。普通の企業であれば、ただちに休
止プラントの整備にとりかかり、稼働させるように必死になって取り組む。と
ころが電力会社は、サボタージュを決め込んで何もしない。要するに関電は、
「火力を動かせば原発ゼロでも電力が間に合う」ことを知られないようにする
ため、火力の整備を行わないよう社内に指令を出している。

 次は水力のトリックである。水力には一般の水力発電と、揚水発電がある。
関電は黒部川、神通川、庄川、木曽川で331万kWの能力を持っているが、過
大な渇水予測を立てて193万kWに小さく見積もっている(この数字は一応関
電の言い分を認めることにする)。しかし、ピーク時に動かせる揚水ダムの能
力は488万kWあるにもかかわらず、関電は270万kWとしているので、
218万kW余剰が生まれる。揚水ダムは、もともと原発のためにつくられたも
のだが、深夜にわずかな火力を使って少量の水を汲み上げて水を満たせば、真
夏の短時間の猛暑時に発電できる蓄電池である。小さく見積もる理由はどこに
もない。

 西日本は過剰な電力融通が可能

 さて残る最大の問題は他社受電である。注意しなければならないのは、電力
会社の供給能力が、自社の火力・水力だけではないことにある。すなわち、そ
の地方地方にある民間の大企業が発電機を保有して、そこから電力会社に大量
の電気を送って、毎年の電力需要を満たしている。それを、電力会社側では
「他社受電契約」と呼んで、この電気も買い取って消費者に送電し、実際の電
力需給計画を立ててきた。
 この数字は、資源エネルギー庁のサイトで毎月の数字が公表されているので、
ここ2年間の数字を調べると、非常に重要な事実が出てくる。それは、過去
2年間で関電における最大の他社受電電力量は、今年1月における670.2万
kWであった。つまり関電がこれだけの電力を購入した実績がある。今年は、
1月13日に伊方2号機が定期検査入りして運転を停止し、1月27日に島根
2号機が定期検査入りして停止したため、西日本の原発は、自社(関電)の高
浜原発3号機だけが運転している状態であった。さらに2月になっても、関電
は638万kWを他社受電で供給している。つまり、この他社受電には、原発の
電力が1ワットも入っていない。
 近畿地方の自家発電能力は、神戸製鋼所を筆頭に、資源エネルギー庁の認可
出力表によれば、昨年9月末時点で677.0万kWあるので、関電が今年1月
に民間から購入した電力670.2万kWとピッタリ合う。ところが関電が大阪
府市に示した7.6%電力不足のデータでは、他社受電を517万kWしか計算
していない。670-517=153万kWも値切っているのだ!!
 残るは、ほかの電力会社からの融通可能な電力量である。関電は例年、四国
電力から30万kWを融通してもらってきたが、自家発電の四国企業リストには、
電源開発の橘湾発電所210万kW、大路製紙50万kW、住友共同電力25万kW、
丸住製紙15万kW、しめて300万kWある。ここから四国電力の必要分を引く
と、170万kWの余剰があり、これを四国地方から関電に融通できる。中国電
力の余剰も昨年の実績で243万kWある。中国電力の8%余剰必要分は93万
kWなので、243-93=150万kWは楽に関電に融通できる。つまり170
+150=320万kWが融通可能だが、関電は121万kWしか計算していない。
ここでも320-121=199万kWも値切っている。
 以上から関電の供給力を総計すると(1)揚水218万kW、(2)他社受電
153万kW、(3)融通199万kW、合計568万kWが上積み可能である。真夏
の短時間のピーク時にも12.9%の余剰電力が実在するのだ。さらに7月に
運転を開始する中部電力の上越火力発電所238万kWを計算すれば、西日本で
は過剰なほどの電力融通が可能である。
 そもそも、関電は大飯原発の再稼働を必要としていないのだ。ストレステス
トそのものが必要ない。電力不足がおこらない事実を知っているからこそ、大
阪府・大阪市、京都府、滋賀県が大飯原発再稼働に反対を主張してきたのであ
る。(完)


┏┓
┗■3.保安院の信頼度、ツイッターより下。「3.11直後の情報源」自ら調査
 └────(4月25日 朝日新聞より)

 東京電力福島第一原発事故直後に信頼できた情報源は「経済産業省原子力安
全・保安院」だったと答えたのは13%だったことが、保安院自身の調査でわ
かった。信頼度はブログ・ツイッターの23%よりも低かった。保安院は「東
電の情報を右から左に流している、事故の技術的解説ができないと受け止めら
れていた」と分析している。
 調査は、今年3月、全国3345人にインターネットでアンケートした。
昨年3月11日~15日に事故の情報で、信頼できる情報源を3つ挙げてもらうと
「テレビ・新聞」(39.8%)が最も多く、次いで「特になし」(38.5%)
だった。「専門家のホームページ」(28.3%)、「ブログ・ツイッター」
(22.9%)などが続き、「保安院」は12.7%で7番目。東電は4.6%
で11番目だった。(後略)


┏┓
┗■4.読者からイベントのおさそい(問い合わせは主催者へお願いします)
 └────

◇大飯原発再稼働はイヤだ! 岐阜・愛知も 福井の原発の地元だ!
 4月26日、貸し切りバスで、一緒に関西電力本店に行きましょう!!

 4月26日(木) 8時30分 岐阜駅北口(ぱるるプラザ東)出発
 (集合 午前8時20分(厳守)帰着は18時30分くらいを予定)
 お申込・問合せは   090 - 9859 - 2296 (小森)

 岐阜からバスを出し、関西電力本店にいきます。バス代無料.
 すでに寄付によってバス代は確保されています。でもカンパ大歓迎です。
 主催:さよなら原発・ぎふ http://ameblo.jp/611gifu/



──────────
【編集部より】
 メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
 「集会・デモ・講演会のお知らせ」に関しては、タイトル及び内容を400字
 以内で、またその他投稿に関しては400~800文字以内でタイトル及び内容を
 お送り下さい。宛先は、magazine@tanpoposya.net です。
 なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙面の
 都合上すべを掲載できない場合があります。予めご了承ください。
──────────
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by y_csm521 | 2012-04-26 10:43 | 電力不足問題

≪旭川からの情報です。 by COSMOS≫

旭川平和委員会の由井です。

23日に北海道電力が発表した「今夏電力需給見通し」ですが、その「原発ありき」の欺瞞性について元北電社員の水島能裕さんが見解を公表しました(北電についてのみ)。
当会ブログに全文掲載しています。

旭川平和委員会ブログ

どうぞご参照ください。



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by y_csm521 | 2012-04-26 10:35 | 電力不足問題

≪たんぽぽ舎からの情報です。転送歓迎。 by COSMOS≫

たんぽぽ舎です。【TMM:No1429】
2012年4月21日(土) 地震と原発事故情報
                               転送歓迎
━━━━━━━
★1.「関西地方は原発ゼロでも
    真夏に電力不足は起こらない みんな安心して!!<上>
              (週刊朝日2012.4.27号 緊急寄稿 広瀬隆)
★2.イベントのおさそい(場所・スペースたんぽぽ)
◇4月23日(月)18時半開場「ふくしま集団疎開裁判の最新情報」
◇4月24日(火)夜、上映会『3・11日常』(監督・わたなべりんたろう)
★3.肥田舜太郎医師に聞く「内部被ばく無視の歴史」
    源流は米の軍事研究。ICRP基準に受け継がれ
              (4月21日 東京新聞・こちら特報部より)
★4.<テント日誌4/18(水)―経産省前テントひろば221日目―>
━━━━━━━


┏┓
┗■1.「関西地方は原発ゼロでも
 │    真夏に電力不足は起こらない みんな安心して!!<上>
 └────(週刊朝日2012.4.27号 緊急寄稿 広瀬隆)

 昨年、私は週刊朝日の連載誌上で、日本の電力会社すべて、原発ゼロでも電
力不足にならないことを実証したが、おかしなことに、今年に入ってから、福
井県の大飯原発を再稼働させようと目論む関西電力(関電)が、「2012年夏に
2010年並みの猛暑であれば、原発ゼロの場合に25%の電力不足が起こる」と主
張して、これをいい加減な経済関連記者が引用して、電力不足を煽(あお)り
立ててきた。

 そのため、関西地方の企業は、「電力不足では節電に追いまくられて、企業
が成り立たない。国外脱出も難しい。原発は危険で信用ならないが、背に腹は
代えられない。原発を少し動かしてもらおうか」といった間違った方向に誘導
されてきた。また一般消費者でも、似たような気分に追い込まれる人さえい
る。しかしこの数字は、関電が流してきたデマである。原発資産を守りたいが
ために、関電は無理やり夏の電力不足予測を作り出している。その嘘にだまさ
れてはいけない。

 そもそも25%の電力不足というデマを飛ばしてきた関電の化けの皮がはがれ
て、3月12日に関電が出した「第2回大阪府市エネルギー戦略会議ご説明資
料」では13.9%不足に激減した。このように数字が減るのを見るだけで関電が
詐欺師であることは明確だ。この計算には、真夏の最大電力需要の規定にその
詐欺の手口が潜んでいた。昨年夏に関電が想定した最大電力需要は、3037
万キロワット(kW)であった。しかしこの数字は、関西でも気温が42度を越える
というトテツモナイ嘘を元にはじき出された数字であって、実際に、関電管内
での2011年夏の最大電力需要は、大阪市で35.6度となった8月9日の2784
万kWでしかなかった。3037-2784=253万kWも過大に電力需要を見
積もって、消費者に脅しをかけてきたのだ。関電が再稼働しようとしている大
飯原発3、4号機は、118万kW×2基=236万kWなのだから、どれほど悪
質な最大電力需要の想定をしてきたかが分かる。

 そして今年の25%電力不足というデマは、昨年よりひどい大嘘の最大電力需
要3138万kWという、あり得ない想定をして、電力不足を煽った結果であっ
た。なぜなら一昨年の猛暑でさえ、8月19日午後3時に記録した3095万kW
であった。加えてこれは偏西風の蛇行による数十年に一度の異常気象が原因で
あった。そこで関西地方の自治体と企業から大きな批判を受けて、今夏は昨年
の最大需要2784万kWを想定することになったために、25%電力不足が一気
に13.9%不足に落ちたわけである。だが、4月10日に関電が出した「第5回大
阪府市エネルギー戦略会議ご説明資料」では、去年並みの電力使用量であれば
7.6%の不足であるとしている。つまり13.9%不足からさらに減少した。数字
がコロコロ変わること自体がおかしいのだ。

 次のトリックは動かせる火力発電所を関電が動かさないところにある。
7.6%不足の計算で、関電は火力を1472万kWとしているが、多奈川第二1、
2号機と、宮津エネルギー研究所1、2号機の火力、合わせて195万kWを長
期休止中として整備をしない。・・・・・(次号に<下>を載せます)


┏┓
┗■2.イベントのおさそい(場所・スペースたんぽぽ)
 └────

◇ふくしま集団疎開裁判の最新情報
 「仙台高裁(二審)の勝負の分かれ目は矢ケ崎意見書(4)の評価で決まる」
  ~いま一番早急にやらねばならないことは
    子供たちを集団疎開させることです~

 日時 4月23日(月曜日) 18 時45 分開演 (18 時半開場)
 講師とテーマ
  矢ケ崎克馬さん(琉球大学名誉教授) <2つの意見書について>
  柳原敏夫さん(疎開裁判弁護団 弁護士)<裁判の現状、意見書の意義>
 参加費 800 円(学生400円)
 場所 スペースたんぽぽ(千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4階)
 ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
 矢ケ崎さんは一審のときから、チェルノブイリと比較した郡山の子供の置か
 れた状態を詳しく証言しました。高裁に対しては、新たなデータ(健康被害
 の可能性を示すデータ、甲状腺のしこりと嚢胞)を加えた意見書(4)を提
 出しました。

 矢ケ崎さんがこの意見書(4)を解説します。柳原弁護士は高裁で逆転判決
 を勝ち取るために市民に何ができるか説明します。
 是非ご参加ください。(企画担当・たんぽぽ舎ボランティア 冨塚元夫)
 (4/29(日)に裁判報告会が開かれます。
  詳しくはHP でhttp://fukusima-sokai.blogspot.jp/)


◇上映会『3・11日常』(監督・わたなべりんたろう)

 日時 4月24日(火)19時開始(18時45分開場)
 参加費 1000円
 場所 スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎4階)
 主催 いろりばた会議

 【わたなべりんたろう監督の言葉】
  4月末に物資支援及びボランティアで南三陸に行き、そのときに被災地の
 様子は映像で収めきれないが何かできないかと思い、ツイッターで知った長
 年に渡って反原発の活動を一貫しておこなっている京都大学原子炉実験所の
 小出裕章助教を中心にしたドキュメンタリーを制作することにしました。

  小出助教を取材撮影しましたが、見切り発進だったのでフリーペーパーで
 知ったクラウドファウンディング(ネットで資金を募る方法)で資金を調達
 しました。他に、水野美紀さん(3月に被災地でボランティア活動をおこな
 う)、ソウルフラワーユニオンの中川敬さん(阪神大震災と同じく、被災地
 でボランティア演奏をおこなう)、高橋健太郎さん(3.11以降、従来の音楽
 関連から変わり、原発/放射能関連のツイートを多く発信)、19才~22才の
 若者ハンスト(経済産業省前で10日間おこなう)も取材撮影して完成させた
 ドキュメンタリーです。

  100名以上の方々の協力をいただき完成させることが出来ました。音楽に
 ソウル・フラワーユニオン、ミト(クラムボン)の音楽などを許可をいただ
 き使用しています。年末の池袋での上映以来の上映の機会をオーディトリウ
 ム渋谷でいただき少しでも多くの方に観ていただけたらと思っています。

 監督・わたなべりんたろう:ライター/「ホットファズ」「ハングオー
 バー」公開署名活動、「週刊朝日」映画欄の星取評など)
 上映時間/81分
 公式Web http://www.311everydayliving.com/


┏┓
┗■3.肥田舜太郎医師に聞く「内部被ばく無視の歴史」
 │   源流は米の軍事研究。ICRP基準に受け継がれ
 └────(4月21日 東京新聞・こちら特報部より)

 「ICRPの基準など信用できない。その原点は、広島・長崎の被爆者を調
べたABCCの調査にあるからだ。内部被ばくを考慮しない、うそぱっちの内
容だった』。肥田医師は戦後一貫して、そう訴え続けてきた。
 1945年8月6日。当時、28歳で広島陸軍病院の軍医だった肥田医師は、広島
市中心部から7キロほど離れた戸坂村(現在は同市戸坂町)で爆風に吹き飛ば
された。(中略)
 多数の負傷者を治療するうち、爆心地から離れた場所にいた人々が突然亡く
なるという不可思議な現象が始まった。(中略)
 肥田医師たちは当時、内部被ばくのことを知らず、そうした症状を「入市被
爆」と名付けた。生き延びた患者の間にも、ある日突然体がだるくなって動け
なくなる「ぶらぶら病」が多発した。
 「こうした健康被害が『内部被ばく』で説明できると知り、長年の疑問が解
けたのは30年後。米国の(アーネスト・)スターングラス博士の研究に出会っ
てからだった)と肥田医師は語る。(中略)
 ABCCの真の狙いは原爆の殺傷能力を調べることだったと肥田医師は語る。
治療は一切せず、被爆者の体液や組織を採取。亡くなると、遺体の臓器を取り
出し、米陸軍病理研究所に送った。(中略)

 「低線量内部被ばくによる健康被害は数年後に出てくる。治療方法はまだ見
つかっていない。だからこそ政府が予算を組み、原爆医療をしてきた人たちを
中心に、大学医学部に拠点を設け、被ばく者を受け入れる態勢を整えなければ
いけない」

┌─デスクメモ──
│ ABCCは1975年に財団法人・放射線影響研究所になる。その元理事長、
│故重松逸造氏はチェルノブイリ事故で国際原子力機関(IAEA)の調査団を率
│い、放射能の健康影響は認められないと報告。ベラルーシなどの代表から強
│く抗議された。フクシマはどうか。事実を埋もれさせてはならない。(牧)


┏┓
┗■4.<テント日誌4/18(水)―経産省前テントひろば221日目―>
 │   全国に広がりゆく連帯の輪
 │   明日19日は澤地久枝さん&鎌田慧さん、山内徳信議員がテントへ
 └────( Y・T )( Q記 )

 4月18日(水) 曇り時々晴れ 夜一時雨

 集団ハンスト行動は2日目を迎える。ハンスト者たちはまだまだ元気で、
ピンピンしている。午前中に嫌がらせか悪罵を投げつけてわめき立てていた者
がいたが、順調に2日目へと。
 東京新聞は一面に写真入りで昨日の記者会見の模様を伝えていた。昨夜の
NHKの21時のニュースでも3分間ほど放映したそうだ。他の新聞、TVは
どうだったのだろう。
 今日のハンスト参加者は12名、うち6名が終日テントの前で座り込み、自
宅でハンストという連帯の輪は広がり、長崎、愛知などからも申し込みが届い
ている。昨日48時間ハンストを宣言した服部議員は、国会活動を行いながら、
ハンストを貫いている。
 さらに多くの方がハンストに参加されるよう呼びかけたい。とくにテント前
で終日座り込みながらの参加者を求めたい。集団としてテントの前でハンスト
行動という、可視化された”意思の塊”ということが重要なのだから。
 明日(4/19・木)には、11時頃に1000万人署名呼びかけ人の澤地
久枝さんが鎌田慧さんと激励連帯でテントを訪れる。少し後には沖縄選出の衆
院議員の山内徳信さんが来られるそうだ。なんとかその時に多くの方がテント
に参集されてミニ集会ができれば・・・。    ( Y・T )

<大飯原発監視テントから>
 4月18日水曜日再稼働阻止大飯監視テントより
 ようやく晴れ上がった素晴らしい日和。原発目指して歩く。あの有名な海水
浴場から丘にのぼり、金網ごしにうえから覗く。ひとけのない海辺にはカワウ
ソが、丘の上には鹿が二頭。そんな自然の気配の葉むらごしに原発の屋根か別
の建築物の屋根か白く田の字がたにのぞかれる。原発さえなかったら豊穣の海
が約束されたのに。
 今日、福井県原子力安全調査委員が大飯町役場にくるという。関西電力から
2500万円もらっている連中だ。26日には経済産業省副大臣がくる。生態系を破
壊することで金を動かす金色夜叉たちが公然と横行する野蛮な政権。1日も早
く再稼働阻止、脱原発を断行せねば、緩慢なる大量殺人は終わらない。
テントに結集を!                     ( Q記 )



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by y_csm521 | 2012-04-26 10:25 | 電力不足問題

≪広瀬隆氏より、原発をとめたいと思っている人びとへの手紙です。 by COSMOS≫

遅くなりましたが、4月5日に放映した関電の電力不足の嘘を実証した番組が、週刊朝日UST劇場アーカイブとしてようやくアップされました。
週刊朝日UST劇場スペシャル】をご覧ください。
4月5日時点での数字を使っていますが、この放映後に、関電があわてて4月10日に大阪府市に対して新資料を出して、さらに電力不足が減るというぶざまな対応をしています。今後もコロコロと数字が変るでしょう。その内容は、東京で来週16日(月曜日)発売の週刊朝日に書きましたので、こちらもご覧ください。広めてください。ここが彼らの最大の弱点です。みなさまの活動の心からの敬意を申し上げます。草々不一
広瀬隆

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by y_csm521 | 2012-04-16 01:20 | 電力不足問題


原発 全54基ストップ この夏、電力は大丈夫なのか
2012年04月01日10時00分

提供:ゲンダイネット

<政府発表の詭弁とカラクリ>

 東京電力の柏崎刈羽原発6号機の運転が25日に停止し、これで国内の原発54基のうち、53基がストップした。残る北海道電力の泊原発3号機も5月上旬に停止される見通しで、再稼働がない限り、全ての原発が止まる。

 不思議に思うのは、そんな非常事態にもかかわらず、何ら日常生活に支障が出ることなく電力がフツーに供給されていることだ。

 国内で必要な電力は一体どのくらいなのか。政府の「エネルギー・環境会議」によると、年間で最も電力を使う夏場を見た場合、今夏の最大需要は9電力会社で計1億7954万キロワットだ。仮に全ての原発が停止したままなら、供給力は1億6297万キロワットで、1656万キロワットが不足するという。ザッと原発15基分だ。これが本当なら大変だが、オイソレとは信じがたい。政府や電力会社には“前科”があるからだ。

「政府は原発事故後の昨春、稼働する原発が15基となったため、夏場に1000万キロワットの電気が足りなくなる――とあおった。ところが実際は猛暑にもかかわらず、供給不足にならなかった。今年1月も100万キロワット足りないと報じられたが、全く影響なし。今夏の電力不足だって、マユツバですよ」(経済ジャーナリスト)

 昨夏は「一億総節電」の動きがあったため乗り切ったともいえなくないが、今は都内のどこを見回しても「計画停電」の地域はおろか、消えている街路灯も、真っ暗なビルもない。たった1基の原発しか動いていないのに、どういうことなのか。

「電力が十分足りているからです」。こう言うのは、環境エネルギー政策研究所(ISEP)の飯田哲也所長だ。ISEPによると、国の電力不足の試算には“カラクリ”があるという。

「政府発表の今夏の需要予測は、昨夏と比べて2300万キロワットも多い10年夏の電力数字が使われている。これは家庭も企業も全く節電しないことが前提です。供給力もかなり低く見積もられています。自家発電分を昨夏より142万キロワットも少なく見たり、理由が分からない供給不能の電力が電力9社で計2000万キロワットもあったり。わざわざ真夏に火力発電所を検査し、供給不足に陥る電力会社もある。ISEPの試算では、全ての原発が止まっても、電力不足どころか、2割近く余力があります」(事情通)

 もともと電力のエネルギー構成比は火力が8割余りで圧倒的。対する原子力は1割程度だから、仮に全部止まっても大した影響はない。最近はリスク回避で自前の発電設備を備える企業が増えているし、省エネ家電もどんどん増えているから電力消費も頭打ちが実態だ。つまり、原発を再稼働させなくても、現状設備で十分、対応できるのだ。

 前出の飯田所長が続ける。

「国の考え方の前提は原発がなければ電気が足りないというもの。そうではなく、停電などをさせずに(既存設備で)安定供給するにはどうすればいいのか、と考えるべきです。緻密に計画を立てれば、ピーク時の電力もきちんとコントロールできます」

 原発が全部止まっても、電力は安定供給できる。となれば、政府のやるべきことは、原発再稼働をどうするかではなく、原油やLNGをいかに安く確保するか。そこに知恵と予算を集中させることなのである。

(日刊ゲンダイ2012年3月29日掲載)



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by y_csm521 | 2012-04-01 13:36 | 電力不足問題

≪昨年の5月に書かれたもののようですが、「わかりやすい」ということで、最近またネットで流れるようになったものです。 by COSMOS≫

日本中の原発なくても停電しないわけ

僭越ではありますが、原発の基本的なシステムについて少し書かせていただきます。

原発はそれ自体で独立している存在ではありません。

すべての原発は、同じ出力の火力発電とセットになっております。(バックアップ電源)

それにはふたつ理由があります。

(1)ひとつは国を大きなブロックで分けた独占企業各社に課せられた電気の「安定供給義務」です。今回のような地震、あるいは事故などによる緊急停止のさい、瞬時に切り替え大停電を防ぐ「スタンバイ」システムです。

(2)もうひとつは原発と不可分の要因です。通常時の発電は点火後、約一週間かけて徐々に出力をあげ100パーセントに移行します。出力を落とすときはその逆です。

そのとき例えば、出力100万キロワットの原発が単独で出力を上げ下げすれば、その分の電気が市場に溢れたり、不足したりで大変なことになります。

電気は生き物と言われます。
発電量と消費量は常に同じでないといけないそうです。
そのため常に同じ出力の火力が、公園のシーソーのように片方でバランスをとり続けるそうです。

この情報は福島原発6号機と東海原発2号炉の建設・総監督をした元GEエンジニアの菊地洋一さんによるものです。

従って日本にあるすべての原発には必ずバックアップ発電備があり、いつ何時すべての原発が止まっても停電しない仕組みが出来上がっています。他に24時間出力調整のきかない原発の夜の電気を放電するため揚水ダムもセットになっています。

今回地震と津波による事故、そして停電騒ぎは、原発が壊れたからではなく、このセットになっている火力や水力が沢山壊れてしまったことによります。

でも事故後、人が近づけない原発と違って火力の方は人が入り、すぐに復旧することが出来ました。

大きな違いです。このようなシステムのことが全く一般には知らされていないために、これ程の重大事故、大惨事になってもなお「電気のために原発は必要」とか原発にかわる自然エネルギーという発言が溢れることになってしまったのです。


2011年5月12日 ヤドカリハウス 山田征


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by y_csm521 | 2012-03-14 00:56 | 電力不足問題

電力需給:政府今夏試算「6%余裕」伏せる<毎日新聞>

2012年1月23日 2時30分

 今夏の電力需給について「全国で約1割の不足に陥る」と公表した昨夏の政府試算について「供給不足にはならない」という別の未公表のシナリオが政府内に存在したことが、分かった。公表した試算は、再生可能エネルギーをほとんど計上しないなど実態を無視した部分が目立つ。現在、原発は54基中49基が停止し、残りの5基も定期検査が控えているため、再稼働がなければ原発ゼロで夏を迎える。関係者からは「供給力を過小評価し、原発再稼働の必要性を強調している」と批判の声が上がっている。

 ◇再生エネ除外、「不足」のみ公表
 公表された試算は、東京電力福島第1原発事故を受け、エネルギー戦略を見直している政府のエネルギー・環境会議が昨年7月にまとめた。過去最高の猛暑だった10年夏の需要と全原発停止という想定で、需要ピーク時に9.2%の供給不足になると試算した。

 この試算とは別に、菅直人首相(当時)が昨年6月下旬、国家戦略室に置いた総理補佐チームに、電力需給の実態把握を指示。経済産業省に対して、発電所ごとの設備容量・稼働可能性、地域ごとの再生可能エネルギーの稼働状況など、試算の根拠データの提出を求め、再試算させた。

 その結果、現在の法律に基づいて電力会社が調達できる再生可能エネルギー容量は759万キロワット(原発約7基分)あったのに、公表された試算は供給ゼロだった。また、一部火力発電所で定期検査による稼働停止時期を猛暑の8月に設定したり、大口契約者への格安電気料金と引き換えに需給逼迫(ひっぱく)時の利用削減を義務づける「需給調整契約」による削減見込みもゼロとしていた。夜間の余剰電力を昼間に利用する「揚水発電」の供給力も低めに設定されていた。

 再生可能エネルギーによる電力供給などを盛り込むシナリオで計算し直すと、電力使用制限令を発動しなくても最大6.0%の余裕があった。再試算は昨年8月にまとまり、菅首相に報告されたが、公開されなかった。

 国家戦略室で同会議を担当する日下部聡・内閣審議官は「国の政策を決定する過程で、後になって『足りませんでした』とは言えない。慎重に堅い数値をまとめた。供給不足を導く意図はなく、昨年11月に公表した対応策で、再生可能エネルギーや火力発電の増強を必要な取り組みに挙げた」と説明する。一方、国家戦略室の総理補佐チームで再試算に携わった梶山恵司・富士通総研主任研究員は「電力会社の言い分をまとめた極端な前提に基づく試算。その数字が、原発再稼働を容認する政治家らの発言にもつながった。再試算は菅政権末期の混乱で公表できなかったのではないか」と問題視している。【永山悦子】

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by y_csm521 | 2012-02-12 00:00 | 電力不足問題