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COSMOSの原発関連ニュースメモ

ycsm521.exblog.jp

毎日たくさん流れてくる原発関係のニュースの個人的なメモです。

カテゴリ:がれき問題( 19 )


≪島田市の汚染数値の、重要な報告です。 静岡県政記者クラブで公表されたものです。
一般のメディアでもとりあげて欲しいですが・・。 by COSMOS≫

静岡県の島田市民の会より、下記の報告が届きましたので、お知らせします。
_______

【最重要】静岡県より大変重大な報告です!

静岡県島田市焼却炉田代環境プラザ近郊の2つの学校の土壌から高濃度汚染が発覚しました。
拡散して下さい!
全国受入市町村に電話やメールで伝えて下さい。

静岡県政記者クラブで公表になりました。以下です。

本日5月22日午前、静岡県政記者クラブにおいて、
静岡県島田市伊太小学校730bq / kg,大津小学校1970bq / kg の汚染が発表されました。
静岡県島田市は試験焼却前は10bq/kg程度の汚染地域です。

島田の市民の会の発表は、下記ブログよりどうぞ。
安心して暮らせる島田をつくる市民の会のブログ


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by y_csm521 | 2012-05-27 22:48 | がれき問題

≪下に掲載した資料、是非ご覧下さい。一般のニュースではなかなか公にされませんが・・。 札幌で講演会もあります。by COSMOS≫

環境省は「島田市がひどく放射能汚染された」と認めました

4月28日 18:00 札幌エルプラザ 
「ほんとうに大丈夫?がれきうけいれ」池田こみちさん講演会で、この問題を確認したいと思います。

4月29日は がれき受け入れを表明している苫小牧、室蘭で池田こみちさんの講演会があります。
___________


島田市「放射能汚染深刻」環境省認める

島田市「40%の放射性物質が行方不明」
作成者は放射能防御プロジェクト
「40%の放射性物質が行方不明」

この資料の元データ、島田市公表
島田市公表の資料

衆議院会館で、環境省幹部5人と「全国民の代表たちと専門家たち大勢」による、
静岡県島田市の「がれき焼却による放射能汚染の結果」の説明会があり、
環境省は「島田市がひどく放射能汚染された」と認めました。


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by y_csm521 | 2012-04-16 14:33 | がれき問題

わかりやすい説明です。by COSMOS

「被災地の復興支援のため、瓦礫を全国で受け入れるべきだというお考えをお持ちの皆様へ」


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by y_csm521 | 2012-04-16 09:50 | がれき問題

≪Shut泊の泉さんからの情報です。拡散お願いします! by COSMOS≫

泉です。

北海道の180町か村のうち北海道の札幌市長、釧路支庁、黒松内町長だけがきっぱりとがれき受け入れ反対を表明しています。

当初札幌市長は激しいバッシングにさらされ、札幌選出の自民党長谷川岳国会議員は、国会の場で「がれき受け入れ拒否の上田市長を何とかしろ!」と政府に詰め寄り、これに対する抗議を入れた札幌市民に対して、長谷川議員の秘書の方は「あの上田の馬鹿親父、何をやってるんだ!」と対応しました。しかし、上田さんは、細野環境大臣による再三の説得にも応じませんでした。

先日、札幌上田市長と黒松内市長にお会いする機会がありました。
上田さんは、「日本は絆統制国家で、ものが言えない国になっている」とおっしゃっていました。

また黒松内の若見町長は、「北海道より全国からの応援メッセージをたくさんいただいてます」とにこにこしておっしゃっていました。蝦名釧路市長もがんばっています。

地方自治体主導の政治を実践し、国の圧力にまけずに闘う3人の首長たちに対する応援署名が始まりました。せひ拡散、協力をお願いします。

____________

上田札幌市長、若見黒松内町長、蝦名釧路市長の震災がれき受け入れに関して

明確に市民の健康と安全な生活を守る姿勢表明を支持する署名

クリーン北海道の会WEB署名
拡散お願いします。

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by y_csm521 | 2012-04-16 01:10 | がれき問題

≪地元のために、と心情的にがれき広域処理に賛成している方々には「放射能が広がることの怖さ」よりも、「復興支援にならない」という視点で説得する方が伝わる。ということで、「復興支援にならない」という情報をいくつかご紹介します。 by COSMOS≫

岩手県岩泉町の伊達勝身町長
 「10年、20年かけて片付けた方が地元に金が落ち、雇用も発生する」
 「処理されなくても困らないのに、税金を青天井に使って全国に運び出す必要がどこにあるのか」

南相馬市の桜井 勝延町長
  「防風林をつくるためにがれきを利用したい」→環境省「考えていない」


以下は、ベクレルフリー北海道のマシオンさんからの情報。

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 3.26の政府交渉で被災県の方々が目に涙をためておっしゃっていました。

1 被災県の瓦礫は政府や自治体が決めた場所に100%移動済みであり、
  3年という期限付きでなければ被災県で処理できる。
  急がせると直接、種わけ(分別作業)をすることになる現地の労働者が
  危険にさらされる。 (放射能だけでなく重金属他の毒性物質によっても)

2 被災県の当事者が他県に放射性物質が含まれているかもしれないような
  災害瓦礫をばらまくことを望んでいるかのように、また急いで処理してほしいと
  言っているかのように政府の関係機関に代弁され、アナウンスされるのは
  迷惑で、大急ぎで他の都道府県に負担いただくことは被災県の総意ではない。

3 「被災者が避難する場所になり得る安全な環境、汚染されていない食糧を
  作る場所として、みなさんの故郷が同じように汚染されないよう、守って欲しい」

 以上、3つのことを北海道から出席した私に直接、お話いただきました。

追記 
  静岡県島田市の試験焼却の例を参考に、開設していただきましたが、
  復興支援にならないということ以外にも大きな切り口として
  受け入れ自治体が所有する一般ごみ焼却炉のシステム全体が高レベルの
  巨大放射性廃棄物になり、その処分方法に苦慮することになることや、
  年に2回の定検時に炉に入る労働者や炉の管理者の身体に直接影響が
  出ることが考えられるのに、その補償をどこが負うのか決まっていない、と
  語気を強くしておられました。焼却後の灰のキレート処理は全く効力無しで
  静岡は市民グループが追跡調査していますが、現状、雨ざらしで溶け出し、
  「ほったらかし」の危険な状態です。




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by y_csm521 | 2012-04-16 00:56 | がれき問題

≪上田文雄札幌市長の考えに賛同します。下に集会のお知らせもあります。 by COSMOS≫

東日本大震災により発生したがれきの受入れについて
上田文雄札幌市長の考え

札幌市HP

東日本大震災から一年が過ぎました。地震と津波による死者・行方不明者が18,997人という未曽有の大災害は、福島第一原子力発電所の大事故とともに、今なお人々の心と生活に大きな影を落としています。改めて被災者の皆さま方に心からお見舞い申し上げ、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

震災から一年後となる、今年の3月11日前後、テレビの画面に繰り返し映し出されたのは、膨大ながれきの山と、その前に呆然と立ちすくむ被災者の姿でした。これを視聴した多くの人々の心には、「何とか自分達の町でもこのがれき処理を引き受けて早期処理に協力できないか」という、同胞としての優しい思いと共感が生まれたものと思います。

政府は、岩手県・宮城県の震災がれき約2,045万トンのうち、20%に相当する約401万トンを被災地以外の広域で処理するという方針を出し、今、その受入れの是非に関する各自治体の判断が、連日のように新聞紙上等をにぎわせています。
私は、これまで、「放射性物質が付着しないがれきについては、当然のことながら受け入れに協力をする。しかし、放射性物質で汚染され安全性を確認できないがれきについては、受入れはできない。」と、市長としての考えを述べさせていただきました。


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『放射性廃棄物は、基本的には拡散させない』ことが原則というべきで、不幸にして汚染された場合には、なるべくその近くに抑え込み、国の責任において、市民の生活環境に放射性物質が漏れ出ないよう、集中的かつ長期間の管理を継続することが必要であると私は考えています。非常時であっても、国民の健康と生活環境そして日本の未来を守り、国内外からの信頼を得るためには、その基本を守ることが重要だと思います。
国は、震災がれきの80%を被災地内で処理し、残りの20%のがれきを広域で処理することとし、今後2年間での処理完了を目指しています。
これに対し、「現地に仮設処理施設を設置し精力的に焼却処理することで、全量がれき処理が可能であり、また輸送コストもかからず、被災地における雇用確保のためにも良い」という意見も、被災県から述べられ始めています。

また放射性物質についてですが、震災以前は「放射性セシウム濃度が、廃棄物1kgあたり100ベクレル以下であれば放射性物質として扱わなくてもよいレベル」だとされてきました。しかし現在では、「焼却後8,000ベクレル/kg以下であれば埋立て可能な基準」だとされています。「この数値は果たして、安全性の確証が得られるのか」というのが、多くの市民が抱く素朴な疑問です。全国、幾つかの自治体で、独自基準を設けて引き受ける事例が報道され始めていますが、その独自基準についても本当に安全なのか、科学的根拠を示すことはできてはいないようです。

低レベルの放射線被ばくによる健康被害は、人体の外部から放射線を浴びる場合だけではなく、長期間にわたり放射性物質を管理する経過の中で、人体の内部に取り入れられる可能性のある内部被ばくをも想定しなければならないといわれています。
チェルノブイリで放射線障害を受けた子ども達の治療活動にあたった日本人医師(長野県松本市長など)をはじめ、多くの学者がこの内部被ばくの深刻さを語っています。放射性物質は核種によっても違いますが、概ね人間の寿命より、はるかに長い時間放射能を持ち続けるという性質があります。そして誰にも「確定的に絶対安全だとは言えない」というのが現状だと思います。


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札幌市の各清掃工場では、一般ごみ焼却後の灰からの放射性物質の濃度は、不検出あるいは1キログラム当たり13~18ベクレルという極めて低い数値しか出ておりません。私たちの住む北海道は日本有数の食糧庫であり、これから先も日本中に安全でおいしい食糧を供給し続けていかなくてはなりません。そしてそれが私たち道民にできる最大の貢献であり支援でもあると考えます。

私も昨年4月、被災地を視察してきました。目の前には灰色の荒涼たる街並みがどこまでも続き、その爪痕は、あまりにも悲しく、そしてあまりにも辛い光景で、今も私のまぶたに焼き付いています。
また私は、若い時に福島に1年半ほど生活していたことがあり、友人も沢山います。福島は、桃やリンゴなどの優れた農作物で知られており、それらを丹精こめて生産されている人々が、愛着のある家や畑から離れなければならない、その不条理と無念さに、私は今も胸を締めつけられるような思いでいます。

札幌市はこれまで、心やさしい市民の皆様方とともに、さまざまな支援を行ってまいりました。今なお札幌では、1,400人を超える被災者を受け入れており、あるいは一定期間子どもたちを招いて放射線から守る活動などにも積極的に取り組んできたところです。そのほか、山元町への長期派遣をはじめとした、延べ1,077人に及ぶ被災地への職員派遣、等々。今までも、そしてこれからも、札幌にできる最大限の支援を継続していく決意に変わりはありません。

またこのところ、震災がれきの受け入れについて、電話やファクス、電子メールなどで札幌市民はもとより、道内外の多くの方々から、賛同・批判それぞれの声をお寄せいただき、厳しい批判も多数拝見しています。ご意見をお寄せいただいた方々に感謝を申し上げます。これらのご意見を踏まえ、何度も自問自答を繰り返しながら、私は、「市長として判断する際に、最も大事にすべきこと、それは市民の健康と安全な生活の場を保全することだ」という、いわば「原点」にたどり着きました。

私自身が不安を払拭できないでいるこの問題について、市民に受入れをお願いすることはできません。
市民にとって「絶対に安全」であることが担保されるまで、引き続き慎重に検討していきたいと思っています。

2012年3月23日
札幌市長 上田文雄

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4月28日(土) 18:00
札幌エルプラザ大ホールにて
講演会
「本当に大丈夫?がれきうけいれ?」
環境総合研究所顧問池田こみち氏
当日券800円、前売り600円

Shut泊 泉かおり


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by y_csm521 | 2012-04-07 23:41 | がれき問題

瓦礫問題について
わかりやすい漫画
「ガレキ受け入れが東北復興の為になるって思ってませんか?」



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by y_csm521 | 2012-04-06 12:28 | がれき問題

≪京都の諸留さんからの転送です。瓦礫全国処理キャンペーン、どう考えてもおかしいです。
by COSMOS≫

「明日に向けて」の守田敏也氏から「明日に向けて(443)
ブログ「明日に向けて」
「岩手県における放射能汚染の実態 (がれき問題によせて)」の、重要な情報が送られてきています。

 被災地の放射能で汚染した瓦礫の実態の深刻な報告です。
政府や自治体の汚染瓦礫に関する情報が、いかにデララメなものであるか、国民から真実を隠そうとするものであるか・・を、改めて再確認して下さい。

 阪神淡路大震災の時のような震災瓦礫と、今回のような放射能で汚染した震災津波瓦礫を、混同させ、「一緒くた」にし、「瓦礫処理に反対する者は非国民だ!」と、公言して憚らない政府、自治体・・・

 また、これらの無責任な政府や自治体情報を鵜呑みしているだけで、自分自身のアタマで何も考えようとせず、安心しただけの気持ちから、政府や自治体の数値を安全値だから‥‥と盲信しているだけの、多数の国民、一般市民たちが、政府の瓦礫受け入れを押し進めようとしています。

 しかし、それは、放射能汚染を更に全国的規模で拡大させることに、手を貸すことに他なりません。

 先日の京都市で開催された市民と科学者による内部被曝研究会のメンバーで、また、内科医でもある、松井英介医師の講演会と学集会で、松井英介医師も明快に指摘しておられましたように、【放射能は原発から出たものである以上、その本来の所有者である東京電力に返却するのが本筋です。】

 事故発生後丸1年以上経過した現在でも、未だに誰一人責任も取らず、
放射能の処理だけを全国的規模で、国民全員に押しつけようとしています。

 高度の最先端の科学技術を備えている、原子力関係の専門施設である、原子力発電所や核燃料再処理施設においてでさえ、そこで生産され、蓄積され、環境中に拡散され続けている放射性物質(放射能)ですら、満足に処理できすに苦慮している実情だというのに、それら放射能対策など最初から全く備わっていないで設計、建設された全国自治体の一般のゴミ焼却場で、放射能に汚染した瓦礫を焼却し、さらに、その残った灰も、全国自治体内の土地に、埋めるなどというのは、言語道断です。

 原子炉の放射能の後始末、「尻ぬぐい」を、日本全国、日本国民全体に拡大させることにほかなりません!
 民間企業が発生させた公害物質(たとえば日本窒素会社水俣工場の有機水銀で汚染した工場廃液)を、全国自治体が受け入れ、貴方の住む地域に埋め立てるなどということは、今までの我が国でも、前代未聞の蛮行です!

 もともと、放射性物質の取り扱いに関しては昭和32年6月10日(法律第167号)の「放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律」によって定められた基準値があるにもかかわらず、政府や自治体は、この法律を自ら破って「勝手な行政措置(判断)」を断行しているだけなのです!

 これは明らかに「不法行為」です!
放射線管理区域では飲み食いすることも、寝ることも、禁止されています。乳幼児や妊婦さんの立ち入りも厳しく禁じられています。

 その放射線管理区域と同じか、それ以上の放射能汚染地域が、いまや福島だけでなく日本全国に、政府、自治体は、拡大させようとしてます。

 まさに、前代未聞の蛮行が、行われようとしています。
有機水銀で汚染した工場廃液どころか、何万年、何億年も続く危険な放射能を、全国に拡大させることは、孫子の代まで、その危険を残す無責任な暴挙です。

 守田敏也氏も語っているように、「がれき問題に関する資料をたくさん集めて解析中ですが、調べれば調べるほど、なんとも胸が痛くなる情報ばかりがでてきます」

 以下の守田氏の調査報告を、じっくり読んで下さり、瓦礫処理受け入れが以下に危険で、筋違いなことであるかを、一人でも多くの皆様にお伝え下さい。

-----以下、守田敏也氏の調査・報告-------

 岩手県における放射能汚染の実態があります。これは環境省の「広域処理情報サイト」の中の、「岩手県と宮城県の災害廃棄物の安全性について」というページを批判的に検討する中でいきついたものです。というのは環境省はこの中で、次のように述べています。

 「広域処理のご協力をお願いする岩手県と宮城県の沿岸部の災害廃棄物は、
処理の過程で健康に影響を及ぼさないという安全性が確認されたものだけが対象となっています。」

 そしてその横に、東北沿岸部の諸都市と、関東・愛知・大阪の空間線量を表示し、「岩手県及び宮城県沿岸部の空間放射線量は高くありません」と表示してたったそれだけで、これらの地域の廃棄物が安全かのように粧っています。
これについては以下のページからみれます。
http://kouikishori.env.go.jp/howto/

 しかし、実際に焼却灰の調査から見ていくと、岩手県にも非常に大量の放射能が降ってしまった現実が浮かび上がってきます。焼却灰の調査は、各焼却場毎に行われているだけで、必ずしもどこに沿岸部のものが持ち込まれて焼却されているかは分かりにくいのですが、

沿岸部がさまざまな被害を受けたことを考えると、内陸部の焼却場でもこれらが燃やされたことも考えられます。

 各焼却場のデータは以下の資料を見ると分かります。

 一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性物質濃度の測定結果について
http://ftp.www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=4406&of=1&ik=1&pnp=50&pnp=2648&pnp=4406&cd=37948

 特にこの中の9月14日発表の情報が重要なのですが、そこにあげられた各焼却施設のうち、三陸海岸にあるものをみていくと、まずもっとも北部の青森県境の近くにある「久慈地区ごみ焼却場」で、飛灰からセシウム134と137が合計で604ベクレル計測されています。主灰からは31ベクレルです。それぞれの1キログラムあたりの値で、以下も同じです。(6月30日)

 ちなみに飛灰とは、飛び散り舞い上がった灰のことで、バクフィルターなどの集塵機で集められたもののこと。これに対して炉の底部に残ったものが主灰です。温度の問題等から、セシウムはおもに飛灰に集まる傾向があります。

 さて続いて岩手県沿岸部の中部にある「宮古清掃センター」をみると、飛灰に同じく240ベクレル、主灰に31ベクレル計測されており、(7月21日)さらに南に下がり、釜石市にある「岩手沿岸南部クリーンセンター」をみると、飛灰で1128ベクレル、スラグで30ベクレルが出ています。(7月5日)

 さらに南に下り、陸前高田市のすぐ北の大船渡市にある「太平洋セメント(株)大船渡工場」を見ると、飛灰に905ベクレル、主灰に194ベクレルが出ています。(7月5日)

 三陸海岸の焼却場で、飛灰だけで240ベクレル(宮古)から、1128ベクレル(釜石)と 非常にたくさんのセシウムが「がれき」に含ま
れていることが分かります。このことをみただけでも、空間線量で「安全」を粧う、環境省HPの発表の嘘が見えてきます。

 ただよりショッキングなのは、内陸部の一関市周辺でとても高い値が出ていることです。一関市狐禅寺にある「一関清掃センター」では、7月22日に、飛灰からなんと30000ベクレルが計測されています。主灰にも1550ベクレルです。

 同じく7月5日には、飛灰で26000ベクレル、主灰で1640ベクレル。8月24日には飛灰で14700ベクレル、主灰で1830ベクレルと、とんでもない数値の連続です。

 また一関市の北方にある奥州市の「胆江地区衛生センター」でも、7月9日に飛灰で10100ベクレル、7月13日に10500ベクレルが計測されています。この数値は9月2日には5700ベクレルに下がっていますが、これらのことは、岩手県民に広く伝えられないままに、行われてきたのではないでしょうか。

 この一関や奥州ののデータから、すでにこの焼却場の職員の方たちに、甚大な被曝が起こっていることが懸念されます。大変、深刻です。職員の方たちは、十分な被曝対策をしてきたでしょうか。ガラスバッチなどはつけていたでしょうか。つけてないと思います。

 また一関の7月22日と8月24日の数値が倍もちがっていること、奥州でも7月9日と9月2日の数値がやはり倍もちがっていることをみるとき、焼却灰の放射能汚染に関するデータは、1日とっただけではまったく不十分なことも同時に見えてきます。ここに記載された以上のセシウムが出ていたことも十分考えられます。

 いやそれだけではない。このように焼却灰から大量のセシウムが出てくるのはその地域が深刻に被曝していることの証左です。なのになんの目立った対策もされていない。被曝の話は福島県に集中してしまっている感が否めません。さらにその上に焼却場からの二次被曝が起こっている可能性が大です。

 このように、岩手県の焼却場の灰に含まれる放射性物質のデータをみるならば、
がれきが安全などころか、岩手県が深刻な被曝を受けていながら、政府や環境省がまったくそれらを放置してきていることこそが浮かび上がってきます。

 人々を放射性物質の降下、食べものによる内部被曝、さらに焼却場からの被曝と、二重三重の被曝の中に晒しながら、「岩手・宮城を救うために廃棄物の広域処理を」と言い出しているのが政府なのです。

 自分で人々を苦しめておきながら、その苦しみを軽減するのに協力せよと言っているわけです。こんなことを許せるわけが到底ありません。私たちは、がれき受け入れ拒否にとどまらず、岩手県・宮城県での放射線防護を徹底せよ、これ以上、東北の人々を被曝させるなという声をこそ上げていく必要があります。

 がれき問題で見抜いていかねばならない重要な点です。

 人々に被曝をおしつける政府に、東北の人々と手を携えて、立ち向かっていきましょう!

---以上守田敏也氏の文、オワリ------


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by y_csm521 | 2012-04-04 08:43 | がれき問題

≪Shut泊のメンバーで「ベクレルフリー北海道」代表のマシオン恵美香さんのブログの記事のコピーです。他の記事も是非読んで下さい。そう!「知的で論理的」な語り方が本当の力になるはず。私も是非是非身に着けたいです^^; マシオン恵美香さんはメーリングリストなどでお名前はよく拝見していたのですが、昨日の「脱原発カフェ」のイベントで初めて一瞬お話ししました。しなやかでパワフルな素敵な方でした(^^)v by COSMOS≫

 昨日、3月26日13時から、災害瓦礫広域処理問題について環境省と交渉を行いました。
その様子をIWJさんがインターネット中継をされ、現在アーカイブが公開されておりますので、是非ご覧ください。

 みなさんが環境省に訴えている姿を一部、見ることができます。
 私も一人で北海道から来たということで、全体会議でも優先的にお話しする機会をいただきました。

 環境法を学んでおられる幸裕子さんがクリアランスレベルの下調べをされていて、たたみかけるように環境庁の方々に確認をしながらその根拠の不正さ、妥当性の無さ、無責任さをついていくようすが素晴らしいです。唸ります。
 交渉の場では色々な方の発言がありますが、このように知的で論理的なやり取りは、有効だと感じ、大変勉強になりました。

1.【瓦礫の広域処理院内集会】政府交渉①USTREAM
  (環境省は私たちの事前質問状に対する回答を用意しませんでした)
 ベクレルフリー北海道、Shut泊、脱原発ネットとして北海道からは私マシオン一人が参加しました。2時間10分45秒くらいから私もお話をしています。

2.【瓦礫の広域処理院内集会】政府交渉②USTREAM
  (利発で素敵な中学生が環境省に訴えました)

出席者は全国から集結した災害瓦礫問題に取り組む200名以上の方々と
本日の交渉と集会のお世話役

適正処理・不法投棄対策室 室長補佐    杉山轍
        同室 越境移動調整係長  野本卓也
廃棄物対策課 調査係長          豊村紳一郎
          施設第二課長     小山恵一
産業廃棄物課 基準係長          塩見拓正

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by y_csm521 | 2012-03-31 22:37 | がれき問題

≪メーリングリストで転送されてきました。さとうさんという方が翻訳した英国生態医学学会第4回報告「廃棄物焼却炉の健康影響」の大要です。さとうさんは、大分県議会で明日予定されている「がれき焼却の決議」を思いとどまってもらいたく、医学的影響を理解していない県議たちへの抗議と学習を促す目的で翻訳され投稿されたそうです。 by COSMOS≫

=====以下、転送=====

2008年の英国生態医学学会の報告の抜粋訳を、お知らせします。



これは、焼却の有毒性について抗議する世界90数カ国で650にのぼる団体のネットワーク、ガイア(GAIA ) から送ってもらったPDF報告書の大要(ごく一部省略)です。

さとう

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The Health Effects of Waste Incinerators
4^th Report of the British Society for Ecological Medicine
Second Edition June 2008
Moderators: Dr. Jeremy Thompson and Dr. Honor Anthony


■*廃棄物焼却炉の健康影響*

*英国生態医学学会 第4回報告 第2版 2008年6月*

モデレーター: ジェレミー・トンプソン博士 オナー・アンソニー博士

Executive Summary (大要)
[抜粋訳]


幾つかの大規模調査で、市町村の廃棄物焼却炉周辺での*成人・子どものガン、および出生児欠損の発生率の上昇*が見られる。その結果は、それらの結びつきに因果関係があることと一致する。いくつかより規模の小さい疫学調査はこの解釈を裏付け、かつ焼却炉が発生させる病気の範囲はさらにずっと広いかもしれないということを示している。

焼却炉からの排出ガスは、有毒金属および、発ガン物質・突然変異原・ホルモンかく乱物質を含む200より多い有機化学物質から成る、微細な煤塵の主要な発生源である。排出ガスはまた、*かつてダイオキシンに関してそうであったように、その潜在的有害性が現時点で分かっていない、他の未確認の化合物を含む。*廃棄物の性質が絶えず変化しているため、焼却炉からの排気ガスの化学的性質も、それゆえ*健康への悪影響の可能性も、絶えず変化*している。

現在の安全基準は、焼却炉のすぐ近辺における*急性の有害影響を回避することを目的*としており、それゆえ多くの汚染物質が*生物濃縮し、食物連鎖の中に入り、時間が立つにつれ、またずっと広範な地理的エリアにわたって、慢性の症状を引き起こし得るという事実を無視*している。

焼却炉は、当初の廃棄物の*30~50**%の量(圧縮される場合で)のボトムアッシュ(底灰)とフライアッシュ(飛灰)*を生み、埋立処分場までの*移送を必要*とする。今日の焼却炉における*低減装置はただ単に*、有害排気物とりわけダイオキシンと重金属のそれを、*浮遊状態から飛灰へと移すに過ぎない*。この飛灰は軽く、容易に風媒性となり、また大抵は粒子のサイズが低いものからなる。それはかなりの、そしてほとんど理解されていない健康被害を意味する。

米国における2つの大規模なコーホート(個体群追跡)研究は、他の諸要素を調整した後で、*微粒子(**PM2.5**)による大気汚染が総死亡率・心血管死亡率・肺ガン死亡率の上昇を引き起こすことを示した*。より最近の十分練られた、閉経後女性における疾病率・死亡率調査でこれが確認され、より高いレベルの微細粒子に暴露した女性たちにおいて*心血管性死亡**76%、脳血管性死亡83**%の上昇*が示された。

より高レベルの微粒子は最近、*ぜんそくと慢性閉塞性肺疾患のさらなる拡大*と関連づけられた。

焼却炉において*有害金属と有害有機物(発がん性があることが分かっているものを含む)の存在下で形成される微粒子は、それらの汚染物質を吸収し、血流と体細胞へと運び込む。*

*有害金属は体内で蓄積*し、子どもにおいては*自閉症や失読症、注意欠陥多動性障害(**ADHA**)、学習困難症および非行を含む幅広い情緒・行動上の諸問題*に、大人においては*暴力、痴呆、抑鬱、パーキンソン病を含む諸問題に、関連づけられている*。

化学物質への感受性は、遺伝上のおよび後天的な要素次第で様々に異なり、最大の影響は*胎児*に起こる。急性の暴露により敏感症となり、一生の間、低量化学物質敏感症になり得る人たちも一部いる。

*複数の化学物質の結合についての有毒性は、これまでほとんど検査されておらず、またたとえ*この検査が行われた場合でも、多数のケースにおいて、*相乗的な影響が実証*されている。この相乗性が、放出される公害物質の*有毒性を多大に増大させる恐れがあるが、この危険性はこれまで評価されていない。*

工業化に伴い*ガンとぜんそくはどちらとも容赦なく増*大しており、*発ガン率は有害廃棄物処理施設および化学工業の存在のどちらとも、地理的な相関関係*があることが示されており、我々の暴露を減少させる緊急の必要性を指摘している。

*英国では一部の焼却炉で、放射性粒子を生む放射性物質を燃やす*。吸引によりこの放射性物質が体に入ると、*その後アルファ線とベータ線を放出する可能性*がある。これらのタイプの放射線は体外では危険性が低いが、*体内では大変に破壊的*である。*これらの放射性ガスが持つ健康への危険性を評価する研究はこれまで行われていない。*

*ポリ芳香族炭化水素*のような一部の化学汚染物質および重金属は、遺伝子上の変化を引き起こすことが知られている。これは現在の世代のそれだけでなく、将来の世代へのリスクを意味する。

(*注:PAH 多環式方向族炭化水素
アントラセン、アズレン類、ベンズアントラセン、ベンゾシクロヘプテン、フルオレン、インデン、ナフタセン、ナフタレン、フェナレン、フェナントレン、ピレン、スパイロ化合物 )

焼却炉のモニターはこれまで、厳格さの不足、モニター回数の低さ、測定される化合物の数の少なさ、受容可能と見なされるレベル、生物学的モニタリングの不在から不十分であってきた。 これまで新規施設の承認は、*計測に使用される方法が公害物質レベルを正しく予測する確度がわずか**30**%*しかなく、*副次的粒子と化学的相互作用という重要な問題を無視*しているにも関わらず、安全性についての科学的測定とされているモデリングデータに基づいてきている。

今の*様々な低減処置が焼却炉からの排出ガスを安全にするとの主張が行われてきているが、この主張は確立することが事実不可能*であり、さらにたとえ確立されても、*標準的な稼働状況かで発生する放出ガスにのみ当てはまる*ものであろう。*より強い懸念の対象は、短時間のうちに大量の公害物質が放出される始動時と停止時を含む、非標準的な稼働状況*である。最も有害な放出ガスのうちの二つ―*微粒子と重金属*―は、比較的に、*除線への抵抗性がある。*

*新規の焼却炉設置の安全性は事前に確立することができず*、またもし*厳格な健康モニタリングが独立機関で行われるならば、今後数年以内で胎児と幼児への悪影響の疑いが高まるかもしれない*が、そのタイプのモニタリングはこれまで行われておらず、さらにたとえ行われても短期間の調査では、個別の焼却炉設置について統計的に有意な数値に達しないであろう。成人ガンのような他の影響は(結果が出るまで)少なくとも10年~20年かかる恐れがある。

それゆえ、この点においては*用心の原則を用いることが適切*であろう。.......(中略).......

廃棄物焼却炉は現在、*国連人権委員会、特に欧州人権条約の生命への権利、またストックホルム条約および**1990**年の環境保護法によって明言された基本的人権に違反*する。*胎児、幼児、子どもが最も焼却炉からの排出ガスからの危険にさらされている*。それゆえ彼らの権利は無視され、侵害されており、それは公正な社会という概念と一致しない。さらにまたその概念と一致しないのが、焼却炉を恵まれない地域に設置する現在の政策である、なぜなら彼らは健康への影響が最悪となる立場にあるからだ。このことは緊急な再検討を要する。

第2版のため文献を再読して、我々のこれ以前の結論を確認した。最近の研究は、調査が行われている焼却炉からの基準外放出に加え、微粒子や粉塵に関する研究や、焼却炉のコストを含んでおり、*焼却炉の害毒は以前認識されていたよりも大きいということを実証*した。

焼却炉の健康リスクに関して集まっている証拠は大変強力なものであるため、無視できないものであり、今や、より良く、より安く、遙かに害のない廃棄物処分方法が利用できるので、*焼却炉の利用は正当化できない*。(*)

我々はそれゆえ、*これ以上の焼却炉は認可されるべきではないと結論する。*


(*この処分法とは、再利用、リサイクル、コンポスト、資源節約などを指す)

(訳:さとう)



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by y_csm521 | 2012-03-29 16:40 | がれき問題