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COSMOSの原発関連ニュースメモ

ycsm521.exblog.jp

毎日たくさん流れてくる原発関係のニュースの個人的なメモです。

<   2012年 02月 ( 24 )   > この月の画像一覧


<友人からの情報です。2月26日、東海第二原発のハイロアクションがあるそうです。
関東地方に特にお住まいの方、ご注目下さい。
最近、毎日のように震度3レベルの地震があるこの地域の原発、停めたいです。
詳細はこちら
byCOSMOS>

東海第2原発ハイロアクション(集会&包囲行動)
日時:2月26日(日)13:00~
集会会場:阿漕ヶ浦公園(あこぎがうらこうえん)
     (茨城県東海村大字村松579)※無料駐車場あり
     アクセス:(車)常盤自動車道~北関東自動車道「ひたちなかIC」20分
             常盤自動車道「那珂IC」30分
             常盤自動車道「東海スマートIC」15分
          (鉄道)JR「東海駅」4キロ(徒歩1時間)
              ※駅からタクシー利用の場合、料金1560円程度
内容:13:00開場
   13:30~14:00集会
   14:00~14:30移動(約1.5キロ歩きます)
   14:30~14:40ハイロアクション(ヒューマンチェーン~人間の鎖)
              (日本原電前 国道245号線沿 約1キロ)

※注意
・JR東海駅付近は、食事ができる店は限られています。
・阿漕ヶ浦公園付近に飲食店やコンビニはありません。
・日本原電前からJR東海駅までは、約3.8キロあります。


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by y_csm521 | 2012-02-12 01:22 | 脱原発運動・集会・支援

さようなら原発
全国いっせい1000万人アクションin北海道

「泊」「大間」「幌延」を止めて、「原発のない北海道」の実現へ!
全国の仲間と一緒に、さあ歩きだしましょう!

富良野から
倉本聰さんがやってくる!
東京から
鎌田慧さんがやってくる!


2012年2月18日(土) かでる2.7 ホール
13:30 集会開会
14:50 デモ行進スタート

さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会

呼びかけ人
倉本聰(脚本家) 雨宮処凛(作家)
西尾正道(北海道がんセンター院長)
麻田信二(道生協連会長) 小野有五(北大教授)

事務局
北海道平和運動フォーラムほっかいどうピースネット安保破棄道実行委員会
さようなら原発

「さようなら原発1000万人アクション北海道実行委員会」への賛同のお願い

3 月11 日の大地震によって、東京電力の福島第一原子力発電所が破壊され、原子炉は炉心溶融(メルトダウン)を起こし、今も高濃度の放射性物質が大気・海水・土壌に拡散し続けています。原発で事故が起きれば人間には制御が不可能であり、大きな悪影響を人間や自然に及ぼします。
北海道においても泊原子力発電所があり、福島原発事故の原因究明や検証もないままに1,2号機において「再稼働」が強行されようとしています。
私たちは、エネルギー政策の転換と泊原発の段階的運転停止を求め、「さようなら原発1000 万人アクション北海道実行委員会」を結成し、北海道において広範な市民運動を展開することとしました。
また、この運動は、中央において、作家の大江健三郎さんらが呼びかけ人となっている「さようなら原発1000 万人アクション」と連携して行うこととします。

当面のとりくみとして、
2012年2 月18 日(土)に札幌市において「さようなら原発1000 万人アクションIN 北海道」集会を開催することとしました。
ぜひ、皆さんも、未来の子どもたちのために、北海道実行委員会への賛同と運動への参加をお願い
いたします。

1 泊原発の廃炉に向けた段階的な運転停止。
2 青森県・大間原発の建設中止。
3 高レベル放射性廃棄物最終処分場の受け入れ拒否。
4 脱原発・自然エネルギー中心の社会の実現。

実行委員会
北海道平和運動フォーラムほっかいどうピースネット
安保破棄北海道実行委員会脱原発をめざす女たちの会北海道
「脱原発・クリーンエネルギー」市民の会札幌YWCA
新日本婦人の会I女性会議泊原発の廃炉をめざす会

事務局http://www.peace-forum.net/blogeuc/goodbye-npp/
北海道平和運動フォーラムTEL:011-231-4157 FAX:011-261-2759
ほっかいどうピースネットTEL:090-7519-1731
安保破棄北海道実行委員会TEL:011-758-4585 FAX:011-716-3927

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by y_csm521 | 2012-02-12 01:14 | 脱原発運動・集会・支援

<以下にご紹介するのは、先日の「松本市長の講演と札幌市長との対談」を主催した団体「≪放射能汚染防止法≫を制定する札幌市民の会」の山本行雄弁護士のブログの記事のコピーです。
山本氏のブログはこちら

この集会で知らせて頂いたいくつかの情報の中で、「こんなに良い法律があったのか!」と新鮮な驚きを覚えたものです。高度経済成長の結果、日本は「公害列島」という言葉が生まれるほど、公害問題が深刻な状況になりました。たくさんの訴訟がおこりました。
その中で、被害者の方たちの想いからこのような法律が本当に生まれたのだ、ということを知りました。
今、凹んでいる場合ではない、と思いました。
是非、お読みください。 

「≪放射能汚染防止法≫を制定する札幌市民の会」については以下を参照して下さい。

「放射能汚染防止法」を制定しよう

「放射能汚染防止法(案)」札幌市民の会案の要点

COSMOS>

******************************

原発公害に犯罪処罰法の適用を


40年前に公害被害者が生み出した短い法律を紹介します。
たった7カ条しかありません。全文を紹介します。とにかく読んでみてください。略称「公害犯罪処罰法」または「公害罪法」と言われている法律です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律(昭和45・12・25 法第142)
           施行昭和46・7・1(附則) 

(目的)
第1条 この法律は、事業活動に伴って人の健康に係る公害を生じさせる行為等を処罰することにより、公害の防止に関する他の法令に基づく規制と相まって人の健康に係る公害の防止に資することを目的とする。 

(故意犯)
第2条 
①工場または事業場における事業活動に伴って人の健康を害する物質(身体に蓄積した場合に人の健康を害することとなる物質を含む。以下同じ。)を排出し、公衆の生命又は身体に危険を生じさせた者は、3年以下の懲役股は300万円以下の罰金に処する。
②前項の罪を犯し、よって人を死傷させた者は、7年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処する。

(過失犯)
第3条 
①業務上必要な注意を怠り、工場又は事業場における事業活動に伴って人の健康を害する物質を排出し、公衆の生命又は身体に危険を生じさせた者は、2年以下の懲役若しくは禁錮又は200万円以下の罰金に処する。
②前項の罪を犯し、よって人を死傷させた者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は300万円以下の罰金に処する。

(両罰)
第4条 法人の代表者又は法人若しくは人の代理人、使用人その他の業者が、その法人又は人の業務に関して前2条の罪を犯したときは、行為者を罰するほか、その法人又は人に対して各本条の罰金刑を科する。 

(推定)
第5条 工場又は事業場における事業活動に伴い、当該排出のみによっても公衆の生命又は身体に危険が生じうる程度に人の健康を害する物質を排出した者がある場合において、その排出によりそのような危険が生じうる地域内に同種の物質による公衆の生命又は身体の危険が生じうる地域内に同種の物質による公衆の生命又は身体の危険が生じているときは、その危険は、その者の排出した物質によって生じたものと推定する。

(公訴の時効)
第6条 第4条の規定により法人又は人に罰金刑を科す場合における時効の期間は、各本条の罪についての時効の期間による。

(第1審の裁判権)
第7条 この法律の定める罪に係る訴訟の第1審の裁判権は、地方裁判所に属する。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

まるで、放射能汚染に対して作られたような法律だと思いませんか。

2  公害被害者の運動が生み出した法律
この法律は1970年(昭和45年)に成立した法律です。1970年というのは「公害国会」のあった年です。14の公害関連の法案が成立しています。この公害犯罪処罰法もその一つです。公害被害者の人たちが差別や偏見に苦しみながら勝ち取った法律ということができます。この法律は、当時の被害者自身のために役立つ法律ではありません。「自分と同じ思いをさせたくない。」という願いが生み出した法律です。

3  公害規制法とは何かを知る灯台のような法律
この法律は「人の健康を害する物質」すなわち公害物質をばら撒く行為は犯罪として罰するという、明快な法律です。公害関係の法律を知るのには、この法律を何度も読み直してみることです。多くの人にこの法律を紹介すると「原発事故のために作られたような法律ではないか」といいます。この法律は今後の脱原発時代の原発公害を規制する法律を作っていくために灯台のような役割を果たしてくれそうです。
4  なぜこの法律を適用しないのか
放射性物質は「人の健康を害する物質」です。環境基本法をはじめとして環境・公害関係法は放射性物質を明文で適用除外としています。この法律には適用除外と書かれていません。書かれてはいないが環境基本法を はじめとして公害規制の対象から放射性物質を外しているので、公害法に属するこの法律も適用がないとして扱われているようです。環境法の専門書でもこの法律の解説の中に放射性物質は取り上げられていません。

5 最高裁が骨抜きに
この法律はほとんど活用されていません。最高裁が事故による有毒物の漏洩事件について、「事業活動の一環としての排出」ではないから適用がないとして、事業者に連続して無罪判決を出したからです。このため、この法律で起訴されるということは実際上なくなってしまったのです。
放射性物質をこの法律の適用対象とする改正をする場合は、福島原発事故のような場合にも適用できれるように条文の手直し(改正)も必要です。最高裁も法律そのものを適用できるように改正すれば、それに従わなければなりません。     

6 「想定外」の責任逃れを許さないためには
福島原発事故とほぼ同時に「想定外」という表現が条件反射的に上がりました。想定外であればミス(過失) はない。だから責任は負わない。この論理で誰も責任を負わされていないのが現状です。しかし、「あぶない」と指摘されていたのです。こんなことでは、次の事故が起こっても誰も責任を問われないでしょう。ここに法の 欠陥があります。危険な情報を無視したり軽視した場合に重い責任を負わせる規定が必要です。

そこで考えられるのが国民が危険な情報を通報する制度です。

7  「放射能汚染防止法を制定する札幌市民の会」の改正案
2011年11月11日私も参加している「放射能汚染防止法を制定する札幌市民の会」が公表したものです。当日現在のもの若干訂正して紹介します。

・・・ <改正すべき内容>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・         
1 人の健康にかかわる公害犯罪の処罰に関する法律(公害散在処罰法)の「人の健康を害する物質」に放射性物質を含める。
2 同法の「工場又は事業場における事業活動に伴って・・排出し、」を「工場又は事業場から・・
排出し」に改めること。注① 
3 原子炉等(放射性物質を扱う全ての施設事業場)については特に危険性に関する通報制度を設けること。
危険通報制度には、次の内容を含むこと。
① 何人も(法人及び任意の団体を含むこと)原子力施設から放射性物質が漏えいする原因となる危険性について国に対し通報する権利を有すること。放射性物質が漏えいする原因となる危険性には、原子炉等の構造的機能的欠陥、その損傷やその恐れ人的安全態勢の不備・欠陥、地震や津波など自然現象による放射性物質漏えい事故発生の可能性、飛行機事故、その他放射性物質による環境汚染の可能性ある事項すべてに及ぶこと。
② 国(担当環境省)は。前記の通報を受けた場合は、即日原子炉等設置者及び関係機関(国及び自治体など原子炉等の安全性に関与する機関)に通知し、3日以内に公示すると共に一般に周知する方法を講じなければならないこと。
③ 前記通報を受けた原子炉等設置者は通報内容について、調査計画書を作成し通報から7日以内に公示し、通報者に通知すること。調査の結果は1ケ月以内に全文を公示し通報者に文書で知らせること。この場合調査に使用したすべての資料の目録と資料の評価内容を通報者に知らせ、何人も資料を閲覧できかつ資料の写は無償で交付を受けることができること。
常勤期間内に調査が終わらない場合は、遅延の理由を付して国に延期の申請をし許可を得なければならないこと。延期の期間及び回数に制限を設けること。
④ 独立行政委員会である放射能汚染規制委員会を設置すること。規制委員会は国から前期通報の通知を受けたときは、通報内容について原子炉等設置者とは別に独自に調査し原子炉等設置者の調査結果の適否を審査し、必要に応じて再調査を命じ安全上の必要があるときは原子炉等の運転の停止や改善を命じなければならないこと。
⑤ 現行罰則規定について刑を重くすること。通報内容を無視し又は過少に評価し、必要な安全措置(原子炉等の運転停止を含む)を怠ったことと因果関係がある場合は、重過失放射性物質漏えい罪として、厳罰をもって臨むこと。

注① 最高裁が事故による漏えい事故について不適用とし、この法律の機能を失わせたことを立法により解決すること。
注② 通報先はとりあえず国としておく。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   

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by y_csm521 | 2012-02-12 00:53 | 政府・電力会社・抗議・裁判
「3.11 メモリアル&報告会・講演会:いのちをつなぐ 明日を考える」のお知らせ

2/11,2/12に福島市では、放射能汚染で健康被害にあっている福島の子どもたちや若いお母さんたち(だけではありませんが)への支援を考える全国的なイベント「みみをすます」が開かれ、「むすびば」も重要な役割を演じることになっています。
すでに、コア・メンバーが福島入りして準備に関わっており、また道内への避難者の思い、被災者への思いを、200人以上が手づくりのキルトにつづった「あすへのてがみ」(今朝の朝日新聞にのったそうです、道新には明日のるようです)も、展示されます。
福島でのイべントの成功をみんなで祈っていてください。 

さて、1か月後は、大震災からちょうど1年になります。3.11には、全国で多くの催しが企画されていますが、「むすびば」では、タイトルに示したようなイベントを企画しました。日時・場所、プログラムは下記のとおりです。――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

日時:2012年3月11日

場所:札幌市市民ホール(市役所、テレビ搭のとなりです:1500人収容)
主催:「むすびば」+ 「泊原発の廃炉をめざす会」
プログラム
10:00開場: 
ホールのロビー部分で、「むすびば」のなかで被災者支援に関わった約20の団体が、それぞれの活動内容を、パネル展示しますので、ぜひごらんください。この部分は入場無料です。(展示は以下、午後までずっとやっています)

12:00 午後の部 開場
(午後の部は、前売り・当日券とも1000円、高校生以下無料です)

12:30-「むすびば」の報告

13:15―「廃炉の会」の報告 (小野有五)

13:30-14:30 講演「津波と原発」ノンフィクション作家 佐野眞一さん

14:30-休憩

14:46 全員で黙とう

14:47-メモリアル・コンサート (写真家 小寺卓矢さんの画像をバックに・・・・) 
あらひろこ(カンテレ)、ジンベクラブ(アフリカの太鼓)、嵯峨治彦(馬頭琴)、 アイヌアートプロジェクト(歌・トンコリ・ギター)、下山武徳(ギター弾き語り)。

16:50 閉会

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

すてきなチラシも、13日には完成です。「むすびば」受付などで、もらってください。また、みなさまの個人的ネットワークで、どうか宣伝してください。1500人の会場をいっぱいにしたいのです。

今回、「泊原発の廃炉をめざす会」との共催にしたのは、やはり、福島から避難してきた方々を支援するなかで、原発がいかにふつうの人間のふつうの生活を根こそぎ破壊するか、を目の当たりにしてきたからです。せっかく安全と思った北海道に避難してこられても、泊原発が事故を起こせば、元も子もありません。原発に対する考え方は、さまざまだと思いますが、避難を余儀なくされている方々からのメッセージに耳を傾けることで、この問題をもういちど、考えていただきたいと思います。 

佐野眞一さんは、日本を代表する、すぐれたノンフィクション作家です。すでに『東電OL殺人事件』で、佐野さんは、この原発事故が起きるはるか前から、「東電」というものの体質を見抜かれていました。また、日本に原発を導入した正力松太郎についても、『巨怪伝――正力松太郎と影武者たちの1世紀』という大著を書かれていました。その佐野さんが、大地震と原発事故直後に現地に入って書かれたのは『津波と原発』(講談社)です。さすが佐野さん、さまざまな本のなかでも出色の面白さです。当日、販売もいたしますが、ぜひ事前に買ってお読みいただければとも思います。

当日は混雑が予想されますので、なるべく前売り券をお買い求めください。エルプラザ2Fの「むすびば」受付けや、運営委員を通じてお求めください。一部、プレイガイドでの販売も予定しています。どうか、ひとりでも多くの方のご参加を、と願っておりますので、よろしくお願いいたします。

      2012.2.10             「むすびば」共同代表 小野有五

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by y_csm521 | 2012-02-12 00:10 | 脱原発運動・集会・支援

電力需給:政府今夏試算「6%余裕」伏せる<毎日新聞>

2012年1月23日 2時30分

 今夏の電力需給について「全国で約1割の不足に陥る」と公表した昨夏の政府試算について「供給不足にはならない」という別の未公表のシナリオが政府内に存在したことが、分かった。公表した試算は、再生可能エネルギーをほとんど計上しないなど実態を無視した部分が目立つ。現在、原発は54基中49基が停止し、残りの5基も定期検査が控えているため、再稼働がなければ原発ゼロで夏を迎える。関係者からは「供給力を過小評価し、原発再稼働の必要性を強調している」と批判の声が上がっている。

 ◇再生エネ除外、「不足」のみ公表
 公表された試算は、東京電力福島第1原発事故を受け、エネルギー戦略を見直している政府のエネルギー・環境会議が昨年7月にまとめた。過去最高の猛暑だった10年夏の需要と全原発停止という想定で、需要ピーク時に9.2%の供給不足になると試算した。

 この試算とは別に、菅直人首相(当時)が昨年6月下旬、国家戦略室に置いた総理補佐チームに、電力需給の実態把握を指示。経済産業省に対して、発電所ごとの設備容量・稼働可能性、地域ごとの再生可能エネルギーの稼働状況など、試算の根拠データの提出を求め、再試算させた。

 その結果、現在の法律に基づいて電力会社が調達できる再生可能エネルギー容量は759万キロワット(原発約7基分)あったのに、公表された試算は供給ゼロだった。また、一部火力発電所で定期検査による稼働停止時期を猛暑の8月に設定したり、大口契約者への格安電気料金と引き換えに需給逼迫(ひっぱく)時の利用削減を義務づける「需給調整契約」による削減見込みもゼロとしていた。夜間の余剰電力を昼間に利用する「揚水発電」の供給力も低めに設定されていた。

 再生可能エネルギーによる電力供給などを盛り込むシナリオで計算し直すと、電力使用制限令を発動しなくても最大6.0%の余裕があった。再試算は昨年8月にまとまり、菅首相に報告されたが、公開されなかった。

 国家戦略室で同会議を担当する日下部聡・内閣審議官は「国の政策を決定する過程で、後になって『足りませんでした』とは言えない。慎重に堅い数値をまとめた。供給不足を導く意図はなく、昨年11月に公表した対応策で、再生可能エネルギーや火力発電の増強を必要な取り組みに挙げた」と説明する。一方、国家戦略室の総理補佐チームで再試算に携わった梶山恵司・富士通総研主任研究員は「電力会社の言い分をまとめた極端な前提に基づく試算。その数字が、原発再稼働を容認する政治家らの発言にもつながった。再試算は菅政権末期の混乱で公表できなかったのではないか」と問題視している。【永山悦子】

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by y_csm521 | 2012-02-12 00:00 | 電力不足問題


(グリーンピースからの情報です。拡散希望! byCOSMOS)

情報隠しで有名になったSPEEDI。
実は、事故がおきる前に、もしも大事故が起きたらどれくらい放射能が飛んでくるのか、予測するために使うこともできるシステムです。

再稼動が強引に進められようとしている一方、大事故がおきたら自分の暮らす地域にどんな影響があるのか私たちは全然わかりません。
ならば、各地の原発で福島第一原発規模の過酷事故がおきたらどうなるのか、SPEEDIで予測してみればいいのでは?
何しろ130億円掛けて構築し、年間7億で運営しているのです。こういうときにこそ国民のリスクコミュニケーションに貢献してもらわないと。
というわけで、グリーンピースでは、過酷事故を想定してSPEEDIでシミュレーションして公開してください、という緊急オンライン署名
「原発事故のとき、私のまちはどうなるの?」を始めました。

キャンペーンページはこちらから
「原発事故のとき、私のまちはどうなるの?」

ツイッター等でも広めてください。宜しくお願いします。

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by y_csm521 | 2012-02-04 11:56 | 汚染地域

バルセロナの童子丸開さんから、「グローバルリサーチ」の特集記事のチョスドフスキーによる序章の翻訳紹介ですが、フクシマ後の「隠蔽・棄民政策」とイランをめぐる「戦争の危機」とを重ね合わせて警鐘を鳴らしています。

IAEAが、根拠のないストレステストに「お墨付き」を与えるために10名もの「レビューミッション」なるものを派遣するなど、「隠蔽・棄民」の東電・日本政府とともに公然と共犯を演じていますが、これほど世界の民衆を犠牲にする真の「目的」とは、何なのでしょうか。

======以下、全文転載=====

新しく次の翻訳(仮訳)をウエッブで公開しましたのでお知らせします。
外国に住んでおりますと、少なくとも原子力(核)や放射能の話題になると、人々の日本に対する非常に厳しい視線を感じざるを得ません。別に何かの専門家でない近所の普通の人たちでも放射能の話題には敏感です。実際に、大病院の腫瘍科に通う人に聞くと、近ごろやけに30~40代くらいの若い世代の通う人数が増えているそうです。子供のころにちょうどチェルノブイリ事故があったのですね。

疫学的な因果関係については何ともわかりませんが、比較的影響の軽かったスペインでもこの状態であり、日本の放射能に対する認識は厳しいです。昨年10月に、放射線量の高い栃木県茂木にあるサーキットで世界的なオートバイレースが開かれ、若いスペイン人の選手が大勢行ったのですが、多くが最後まで嫌がっており、こちらの人も顔をしかめていました。おそらくこの世界レースの開催には相当に政治的圧力があったと思います。こちらのニュースによれば国連の機関(間違いなくIAEA)が「大丈夫」と太鼓判を押したそうです。

その一方で一月になって、廃村寸前に追い込まれていた過疎の村が、核廃棄物処理場の受け入れを決めました。そしてそのニュースが流れたとたんに、職を求める人々の履歴書が何千通も村役場に届きました。いまスペインは22%を越す失業率、特に若い人たちの半分に職場がありません。悲しい現実です。

童子丸開

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://doujibar.ganriki.net/fukushima/A_Nuclea_%20War_without_a_War.html
Global Research Online Interactive Reader
フクシマ:戦争なき核戦争 語られざる世界規模の放射能危機

 カナダ、オタワ大学経済学教授ミシェル・チョスドフスキーは、ネオリベラル(新自由主義)経済によるグローバリゼーションが人類にもたらす災厄について警告を発するために、ウエッブサイト『グローバルリサーチ(Global Research)』を立ち上げ運営している
人物です。昨年後半以来、今まで同誌に寄せられた論文をテーマ別にし、特に注目すべき記事を集めて1冊の本のように章と項目に分けて配列して、Online Interactive
Reader(I-Book)という特集を作っています。
 そしてこの1月25日に、そのOnline Interactive Readerの第3集として、Fukushima: A Nuclear War without a War: The Unspoken Crisis of Worldwide Nuclear Radiation(フクシマ:戦争なき核戦争: 語られざる世界規模の放射能危機)を発表しました。

 以下にお見せするのはその「序章」とも言えるI-Book No.
3の紹介の和訳(童子丸開による仮訳)で、原文は次です。
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=28870
GLOBAL RESEARCH ONLINE INTERACTIVE READER SERIES
Fukushima: A Nuclear War without a War: The Unspoken Crisis of Worldwide Nuclear Radiation Michel Chossudovsky (Editor) I-Book No. 3, January 25
2012

 ここに書かれている内容は特に目新しい情報を含むものではなく、一部に首をひねる箇所もあるのですが、福島事故に関する注目すべき英語情報を一堂に集めたシリーズとして注目されます。外国人の目からですが、フクシマを多方面からの視点で眺め総合的にとらえる企画として重要なものかもしれません。
 このチョスドフスキーによる「序章」の下には、各章と各項目に当たるグローバルリサーチ誌の記事(ビデオを含む)の一覧が載せられています。ここでは和訳に続いて、リンクの付いた見出しと著者(ビデオ出演者)、一部に簡単な内容紹介の付いたリストを載せておきます。ただし全て英語のままです。これを全て和訳できれば良かったのでしょうが残念ながら困難です。

 その各記事の著者(ビデオ出演者)には、アーニー・ガンダーソン、クリス・バズビー、ヘレン・カルディコット、ミチオ・カクなど、日本人がよく知っている人々の名も多く見えます。そしてその中に日本人ジャーナリスト島津陽一の名が現れます。
 島津氏については注釈【3】にも書いているのですが、「福島原発内で秘密の核兵器開発が進められており、その隠蔽工作のために初期の対応が遅れたのではないのか」という推定を英文記事で発表した人です。

 チョスドフスキーもこの「序章」の中でこの推定について触れているのですが、私としては肯定も否定もできません。もしそれが事実であったとしてもそれは国家機密であり隠ぺいした者たちが証拠を残すとは考えられず、また島津氏が確実な情報源をつかんでいたとしてもそれを公表することは出来ないでしょう。しかし日本の原子力政策についての現在までの歴史的な経過や、福島事故が起こって以来の状況を参考にするなら、そのような仮定が成り立つ可能性も考えられます。また原子力対策本部が議事録を作成しなかった問題についても、何かそのような重大な機密事項が関係しているのかもしれません。

 なお、訳した部分の原文はこのページの終わりに貼り付けておきます。
(2012年2月3日、バルセロナにて、童子丸開)
************************************

■フクシマ:戦争なき核戦争 語られざる世界規模の放射能危機
ミシェル・チョスドフスキー  2012年1月25日

●序文
 世界は危機的な十字路に立っている。日本のフクシマ災害は世界規模の放射能危機の最前線となっている。
 この日本の危機は「戦争なき核戦争」として描かれている。著名な小説家である村上春樹はこう語る。
『今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。私たち日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、自らの国土を汚し、自らの生活を破壊しているのです。』
 放射能は、この地球という惑星の生命を危険にさらすものだが、地方レベルの犯罪シーンやハリウッド・スターの興味本位なゴシップ記事といったほんの些細な大衆の関心事との比較で、トップニュースになっていない。

 福島第一原子力発電所事故の長期にわたる悪影響はいまだ十分に評価されているとは言いがたいが、それは1986年のウクライナのチェルノブイリ事故に関わるものよりもはるかにずっと深刻なものである。チェルノブイリはほぼ100万人の死者を出したのだ。(次を見よ:New Book Concludes - Chernobyl death toll: 985,000, mostly from cancer Global Research, September 10, 2010, また次を見よ: Matthew Penney and Mark Selden The Severity of the Fukushima Daiichi Nuclear Disaster: Comparing Chernobyl and Fukushima, Global Research, May 25, 2011)

 さらに言えば、皆の目が福島第一原発に釘付けにされていた一方で、日本と国際社会の両方で、ニュース報道は東電(東京電力)福島第一原子力発電所における2番目の惨事の衝撃について十分な認識を持ち得なかったのである。
 日本でも欧米でも、いいかげんな政治的見解は福島の危機は封じ込められたというものである。しかしながら現実は全く異なる。福島3号機から漏れていたプルトニウムは明らかにされなかった。ヘレン・カルディコット博士によると「100万分の1グラムのプルトニウムが体内に入れば癌をひき起こす」。
 2011年5月の世論調査で、日本人の80%以上がこの核事故についての政府の情報を信用していないことが明らかになった。(
Fukushima: Japan's Second Nuclear Disaster, Global Research, November 10, 2011からの引用)

●日本での打撃
 日本政府は「この原子力(核)の危機の重大さの度合いが1986年のチェルノブイリの災厄に匹敵する」と認めることを余儀なくされてきた。しかしながら、これは酷い皮肉なのだが、この日本の権威者たちによる暗黙の了解が、地球規模の放射能汚染の一過程を導く明らかにより大規模な惨劇に対する隠蔽の一部であると分かってきたのだ。

『チェルノブイリが膨大な前例の無い災厄であったわけだが、それは一つの原子炉で起こり急速にメルトダウンを起こしたものに過ぎなかった。いったん起こってしまえば、それは、10万人の労働者を使って作られたコンクリートの石棺で覆うことが可能だった。福島には崩壊しつつある4400トンもの核燃料棒があり、それはチェルノブイリでの放射性物質の総量などはるかに見劣りさせてしまうほどのものである。』( Extremely High Radiation Levels in Japan:
University Researchers Challenge Official Data, Global Research, April 11, 2011)(写真:2011年3月、福島は津波に襲われた)


●世界規模の汚染
 太平洋への高濃度放射能汚染水の放出は、地球規模で進行する放射能汚染の引き金となる可能性がある。放射性物質は日本での食物連鎖で検知されたばかりでなく、カリフォルニアでも放射能を含んだ雨水が記録されている。

『福島の周囲の海と大気に流された有害な放射性物質が、様々な食物連鎖(たとえば海藻、甲殻類、小魚、大型の魚、そして人間へ、あるいは土壌、草、牛肉と牛乳、そして人間へ)の各段階で集積される。体内に入れば、イニシャル・エミッターと呼ばれるこれらの物質は、甲状腺、肝臓そして脳といった特定の器官に移動し、高濃度のアルファ線やベータ線、そして(または)ガンマ線で少量の細胞を被曝させ続け、そして長い年月の間で癌を発生させる。』(Helen Caldicott, Fukushima: Nuclear
Apologists Play Shoot the Messenger on Radiation, The
Age, April 26, 2011)

北アメリカ西岸への放射能の広がりが偶然に知られるようになった一方で、初期の新聞報道(APとロイター)は、「外国の情報源を引用して」わずかに次のように述べただけだった。「微量の放射性の粒子がカリフォルニアに届いたが、人間の健康に影響を与えるものではない」と。

『それらの通信社によれば、名の知れない情報源が国連の包括的核実験禁止条約機構によって運営される観測地ネットワークのデータにアクセスしている。
…米国原子力規制委員会のグレッグ・ヤツコ委員長は木曜日(3月17日)にホワイトハウスのレポーターに、同委員会の専門家たちが「米国本土あるいは他の全ての米国領土で、有害となりうる放射能レベルについて何の心配もしていない」と語った。』
(図表3つ:2011年3月、放射能の広がり)

●人々の健康に対する災厄、経済的打撃
 明らかになるのは十分に組織化されたカモフラージュである。日本での人々の健康に対する災厄、水の汚染、農地と食物連鎖、そしてもちろん拡大する経済的・社会的影響は、日本の指導者たちの包括的で意味深長なやりかたの中で、決して十分には認識されていないし告知されてこなかった。
 国民国家としての日本は破壊されてしまった。国土と領土内の水は汚染されている。国の一部は居住不可能である。高濃度の放射能が東京首都圏で記録されている。そこには3900万人(2010年)(同年のカナダの人口3400万人より多い)が住んでいるのだ。食物連鎖が日本中で汚染されていることを示す証拠がある。

 法的な限度を超える放射性セシウムが静岡市の製茶工場で検出されたが、そこは福島第一原子力発電所から300キロメートル以上も離れているのだ。静岡県は日本で最も有名な茶の産地である。
 ある東京の茶販売店は静岡県に対して、静岡市から運ばれてきた茶の中に高レベルの放射能が検出されたと告げた。福島原発事故の後、茶葉と製茶の放射能汚染は東京付近の幅広い地域で発見されている。( 5 More Companies Detect Radiation In
Their Tea Above Legal Limits Over 300 KM From
Fukushima, June 15, 2011を見よ)

 日本の産業・工業の基盤は打撃を受けている。この国の輸出は落ち込んでしまった。東京の政府は1980年以来始めての貿易赤字を告げた。
 商業メディアが生産活動の進行に対する計画停電と電力不足の打撃に小さく視点を絞っている一方で、この国のインフラと産業基盤の明らかな放射能汚染に関するもっと大きな問題はタブーとされる。(工場、機械、設備、建物、道路などを含む。)2012年一月に発表された記事では建設業で用いられる建築資材の放射能汚染が指摘されている。(FUKUSHIMA: Radioactive Houses and Roads in
Japan. Radioactive Building Materials Sold to over 200
Construction Companies, January 2012を見よ)

 経済産業省による"Economic Impact of the Great East
Japan Earthquake and Current Status of Recovery"【注1】と題する「隠ぺいレポート」は「経済的な回復」を既成事実として紹介している。それは同時に放射線の問題を拭い去っている。労働力と国家の産業基盤に対する放射能の影響は述べられていない。このレポートは東京と福島第一原発との距離が230kmのオーダーであり、東京での放射能レベルが香港やニューヨークより低いと述べている(同レポート15ページ)。この記述は確証的な根拠に基づくものではなく、また独立した調査による東京の放射線値(下の地図を見よ)と明白に矛盾した形で作られたものである。最近の展開では、総合警備保障(株)が「東京とその周辺4県での放射線量測定の家庭向け出張サービス」という儲かる商売を立ち上げている。

 市民の測定による放射線レベル地図【注2】は、放射能が東京以北の日本の幅広い地域で山地の地形と風向きを反映して複雑なパターンを描いていることを示している。東京は地図の下部の中央にある。
(放射能レベル地図)
 放射線の限度はブルーの0.1マイクロシーベルト毎時以上から始まる。赤は5.0マイクロシーベルト毎時と、市民の放射線限度量の50倍である。子供が大人よりも放射能の影響を受けやすいため、こういった結果は汚染の可能性がある地域に住む幼い子供を持つ親にとって大きな心配となっている。
SOURCE: Science Magazine

 根本的な疑問は、日本で作られて輸出される工業製品と部品の大群が -- それにはハイテク部品、機械類、電子機器、自動
車類などが含まれるのだが -- 汚染されているのかどうか、ということだ。日本の自動車産業は危機に陥っている。自動車産業の大部分が中部日本にあるのだが、日産のエンジン工場は福島第一発電所から42kmのいわき市にある。日産の労働力は影響を受けているのか? エンジン工場は汚染されているのか? その工場は、およそ20万人が避難した政府の言う「避難地域」からは、10~20kmの範囲にあるのだ。(下の地図を見よ)
(福島原発周辺の地図)

●核(原子力)エネルギーと核戦争
 日本の危機は同時に、核(原子力)エネルギーと核戦争との間にある語られざる関係を公開のものにしてしまった。
 核(原子力)エネルギーは国民の経済活動ではない。それは、いわゆる防衛請負企業によってコントロールされる核兵器産業の付属物なのだ。核(原子力)エネルギーと核兵器の背後にある膨大な企業的利益は重なっている。
 この危機が絶頂にあった日本で、「核(原子力)産業と政府機関は日本にある民間の原子力発電所の中に隠される核兵器研究施設が発見されることを防ぐために緊急の行動をとっていた」。 (島津陽一, Secret Weapons Program Inside
Fukushima Nuclear Plant? Global Research, April 12,
2011を見よ)【注3】

 メディアと政府の両方による放射能被害に対する自分勝手さは、原子力(核)エネルギー産業に関わるものであると、同時に核兵器の使用にちなむものであることは注目されるべきだ。そのどちらの場合でも、放射能の健康に対する破滅的な衝撃は一致して否定される。広島原爆の6倍に上る爆発力を持つ戦術核兵器は、ペンタゴンによって「周辺の一般住民にとって安全である」と告げられているのである。【注4】
米国・NATO・イスラエルによるイラン攻撃で起こりうる結果についての無関心が政治的なレベルで表明されてきた。そこでは「一般住民に安全な」戦術核兵器が核武装をしていない国に使用されるのだ。

 このような行動は「考えもしなかったこと」を結果としてもたらすかもしれない。中東と中央アジアの広大な地域を覆う核ホロコーストである。しかしながら、核の悪夢はたとえ核兵器が使用されなくても起こりうる。イランの原子力(核)施設に対する通常兵器による爆撃は、幅広い放射性物質の降下を伴うもう一つの福島タイプの災厄を作り出すのかもしれない。(より詳しくは、ミシェル・チョスドフスキーの次の記事を見よ:Towards a World War III Scenario, The Dangers of
Nuclear War, Global Research, Montreal, 2011)

●福島Online Interactive I-Book Reader:戦争なき核戦争
 公権力による隠ぺいとメディアの情報操作キャンペーンのために、このOnline Interactive Readerにある記事とビデオリポートの内
容は、広範な公衆に対しては広まってこなかった。(下にある記事の一覧を見よ)
 この福島Online Interactive Readerには、分析的そして科学的な記事、ビデオリポートと同様に、短いニュースリポートと研究データの内容が含まれている。

 パートIは、福島核事故がどのように起こったのかに焦点を当てる。パートIIは日本での健康被害と社会的な打撃に関するものである。パートIIIは「隠される核の破局」、つまり日本政府と企業メディアによる隠ぺい工作に注目する。パートIVは世界的に広がる放射能に照準を絞り、そしてパートVでは、世界の原子力(核)エネルギー産業の福島事故への関わりを見直すことにする。

 止むことのないメディアの情報操作に対面して、この放射能の危険に関するグローバルリサーチOnline I-Bookは、メディアの沈黙を破り大衆の
注意を喚起し、一方で同時に、各国政府とメディアと核産業の係わり合いに対しての指摘を行おうとするものである。
 我々は声を広げるように読者に呼びかける。
 我々は総合大学や単科大学、高等学校の教師に対して、この福島Interactive Readerを学生たちに読ませるように求める。

ミシェル・チョスドフスキー 2012年1月25日

【以下はグローバルリサーチ誌に載せられている 福島Interactive
Readerの内容だが、一つの日本語訳を除いて、全て英語の情報である。また今後この内容は増えていくだろう。】
 省略

脚注 
【1】このリンク先は確かに日本の経済産業省の英語版発行物のようで、表題は「東日本大震災と最近の回復基調」と訳せるのだが、現在のところ、この日本語版を見つけることができない。こちらの朝日新聞の記事にはその内容の一部が書かれているようだ。(朝日新聞、2011年6月29日http://www.asahi.com/special/10005/TKY201106290136.html)まさかとは思うが、英語版だけがウエッブ上で公開されているのだろうか? 

【2】これを「市民の測定による」としたのは、グローバルリサーチ誌の誤認であろう。この地図を作ったのは確かに民間の団体(個人?)nnistarだが、測定値は国や自治体によるものを元にしている。
 この地図は、こちらの2011年6月19日付アメリカ経済ニュースBlogに載せられているものと同じと思われる。
  http://uskeizai.com/article/210682103.html#more
 しかし現在では、nnstarによって、色を変えて測定地点も格段に増やして次の地図が作られている。
  http://www.nnistar.com/gmap/fukushima.html 

【3】島津陽一氏は日本ではほとんど知られていないが、元ジャパンタイムズ・ウィークリー編集長で、香港を拠点に活動しているジャーナリストである。また北京にある英語情報誌BON(Blue Ocean Network)でもニュース解説を行っているよう
だ。BONについてはビデオサイトはBON-TVを見る方が分かりやすいかもしれない。
 この「福島原発内で秘密の核兵器開発が進められており、その隠蔽工作のために初期の対応が遅れたのではないのか」という島津氏の推定については、次の中国系の情報をご覧いただきたい。
 米メディア:日本には民用プロジェクトを軍事転用する伝統がある
 日本人ジャーナリストが驚くべき推測告白 福島原発で核兵器開発 

【4】これに関連して、ミシェル・チョスドフスキー著『アングロ・アメリカのテロ戦争:概観』を参照のこと。ここに、2003年にはすでに広島原爆の3分の1から6分の1程度の「ミニ・ニューク」が、通常の戦闘場面で使用される戦術兵器であると米国上院が決議したことが書かれている。 





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by y_csm521 | 2012-02-04 11:26 | 資料・情報・講演


インタビュアー:今心臓の話をしていただきました。そして「残念ながら」とおっしゃるのは…?

ユーリー:我々は研究が続行できないのです。大変費用の掛かる研究だからです。例えば免疫システムの研究には非常に高価な特殊な器具が必要です。それから酵素の研究、内部分泌システムや肝臓や腎臓の酵素を研究するには生検も必要です。そして何よりも中枢神経。

インタビュアー:そうした研究はすべてやりかけなのですか?


ユーリー:その通り。どれ一つ取っても世界中に情報を提供できる重大な研究の糸口なのに。科学研究は無限です。我々があらゆることを発見したなどと言うにはまだ程遠い状況なのです。こうした研究は人々に限りない助けをもたらすはずです。心臓に関して言えば、心臓疾患による死亡者は大変多く、実際に起こっていることが我々にもわかっています。

インタビュアー:(ガリーナに)あたなは科学的真実を拒絶しようとしていたことをご自分でわかっていらっしゃいましたか?

ガリーナ:はい。 

インタビュアー:発見しなかった方が良いと思われたのですか?

ガリーナ:ええ…そうです…

インタビュアー:ある意味でご自分を守るために?

ユーリー:彼女はそれを感じていたんだ。

インタビュアー:どのように決着がついたのでしょうか? 

ガリーナ:私は彼に「このことは全部忘れてしまいましょう」と提案したのです。そしたら彼に「それでは君は医者として失格だね。医者として失格だと自覚できるなら学位証書を返却して、中庭の掃除でもすればいいさ」と言われました。この言葉には大変傷つきました。私は医者になることをずっと夢見てきたのです。医学部に登録できるまで3年も掛かりました。難関でしたから。ですから彼にそう言われて「いけない」と思いました。「それなら何かしなければ」と。そうやって、この研究が私の博士論文になったのです。

すると次の問題が発生しました。私は論文をほぼ書き終え、製本をしてベラルーシの科学者達に紹介し始めたのです。グロドノの博士論文審査委員やミンスクにも委員会があります。そこで何と言われたかわかりますか?「悪くない研究ですね…。しかしタイトルを少し変える必要があるでしょう。”放射性セシウムとの関係”と言う表現はまずい。”放射能汚染地域に生きる児童における心臓血管システムの機能状態”に書き換えなさい。」ですって!

ユーリー:被曝量も書いてはいけないと言われた。

ガリーナ:そう、被曝量も消しなさいといわれました。ただ子供達に異常が見られるとだけ書くように。現在のままの形ではあなたが論文審査に合格できる保証は出来ませんと。

インタビュアー:何の説明もないまま? 

ガリーナ:ええ、何の説明もないままです。 

ユーリー:真実を明かしたくないために我が国ではこういう行為が起こるのです。近年、医学生物学に関する研究著作は数多く執筆されていますが、まさに今、この問題に関する真実を知られたくないのです。この論文が国の外に出ては困るのです。私は事実を列挙するだけのテクストには反対です。事実を列挙することは科学ではありません。単なるジャーナリストの統計と同じです。科学とは、パラメーターが何であろうと相関関係を証明することです。一貫した論理をたどるものです。

インタビュアー:原因を解明することですね? 

ユーリー:その通り、原因と結果との間の関係を解明することです。それが発見です。パラメーターを調査することも出来ますが、その組み合わせと相関関係を証明することこそが科学です。そして相関関係が多いだけに科学の価値もいっそう大きいのです。

インタビュアー:彼らはチェルノブイリを隠蔽したいのですね?

ユーリー:おそらくそうだと思います。 

ガリーナ:私は自分の国を思って悲しくなりました。この研究を発表した時、日本人が参加する学会で発表を行ったのです。彼らは即座に私の研究に興味を示して、ユーリーに会いに来ました。「5分ほど質問に答えていただけますか?論文のグラフも見せていただきたいのですが。」と。そしてとても興味深い質問がなされました。「あなた方は心電図に異常が発生し、実験においては心臓細胞が破壊されることも観察されました。さらに先まで研究は進んでいるのですか?細胞はどのレベルで変容を起こすのでしょうか?ミトコンドリアのレベルですか?」等々です。恐らく日本人達も研究を進めているところで、仮説を想定していたのだと思います。私達の研究は彼らの仮説を推し進める刺激になったのでしょう。とにかく私達の研究は日本の科学者達の間にとても大きな波紋を投げかけました。

ユーリー:彼らは録画も行った。

インタビュアー:インタビューと録画を行ったわけですね? 


ユーリーとガリーナ:そうです。

インタビュアー:資料も見せたのですか? 

ユーリー:彼らは我々、ガリーナと一緒に大学で二日間仕事を行いました。休みなしにぶっ続けで。

インタビュアー:正確にはどんな仕事をしたのですか? 

ユーリー:絶え間なくカメラを回していました。実験の展開とその論理について、くまなく録画していました。当時はもちろん今ほどまだ結果がありませんでした。お陰様でそれ以来研究はさらに進んでいます。しかしこの論理については、彼らはくまなく録画して行きました。日本の主要な科学系テレビ局の一つでした。チェルノブイリについての番組で、ゴールデンアワーに放映が予告されていました。 

インタビュアー:それで放映されたのですか?

ユーリー:知りません。

インタビュアー:ビデオを送る約束はしてくれましたか?

ユーリー:誰も何も約束しませんでした。

インタビュアー:頼まなかったのですか? 

ユーリー:私はただ「許可はあるのですか?」と彼らに聞いただけです。録画許可は得ているという返事でした。 

インタビュアー:地方当局による許可ですね。

ユーリー:そう。

インタビュアー:それで、あなた個人は?あなたの発見を彼らに明かしたわけではないですか。 

ユーリー:頼んだのですが、ダメだという答えでした。 

インタビュアー:何が?

ユーリー:その場では録画したものを私達に渡すことは出来ないけれど、後で送ると言われたのです。

ガリーナ:まだ編集が出来てないからと... 

インタビュアー:いつのことですか? 

ユーリーとガリーナ:1996年です。 

ネストレンコ:編集はまだ続いてるんだ。 

インタビュアー:四年も前!あなた方は騙されたのではないですか!

ユーリー:わかってください。当時、逮捕されるその日まで、私にとっては人々にこの事実を知らせることが一番大事だったのです。誰がそれを世に出すのかは問題でなかった。バンダジェヴスキーだろうがバンダジェヴスカヤだろうが、シドロフあるいはペトロフだろうが。我が国の子供達がどんどん死んでいるんです!統計やデータを収集し、後年その分析をすることだって出来ました。過去のどこかで起こった事に関する研究として。「いつか役に立つだろう」と言うことで。しかし今現在私達が研究を進めることはずっと重要なのです。この研究によって、どうやって今日生き続けたらいいのかが示されるのですから。今日この日から。これは今日、今現在のための研究なのです。そしてもしかしたら明日は、多くの別の国民のための…私は駆け引きなんてしたくなかった。私は彼らが正直だと信じることにしたのです。どのような形で公表されるかなど、私にはまるで興味はありませんでした。それで朝から晩まで二日間ぶっ続けで彼らと仕事をしたのです。

ガリーナ:彼らに私達の発見をプレゼントしたようなものです。


ユーリー:発見だろうとなかろうと関係なかった。

ガリーナ:あなたが日本人に見せたものはまったく新しいことだったわ。

インタビュアー:筆記資料もすべて渡したのですか?

ガリーナ:いいえ。彼らはユーリーの見せたことをすべて録画していきました。 

インタビュアー:つまり筆記された資料は持っていかなかったのですね? 

ガリーナ:いいえ、写真に撮影して行きました。

ユーリー:写真も見せました。当時は今のような写真はなかった。この写真は国会のシンポジウムで既に見せましたが、とても興味深いものです。腎臓組織の中の空洞、”解けた氷”だ。[訳注:バンダジェフスキー博士は、腎臓の重要な構成要素であるネフロンがセシウムによって破壊されることを発見し、セシウムの毒性に接したネフロンが氷のように解け、腎臓組織が穴だらけになる様子を”解けた氷”と表現した。ソース]正常なネフロンの構造がすでに変容しはじめているのがわかる。これはネズミを使って行った実験です。こちらは人間の組織が初期の萎縮を起こしている様子です。これは大きな空洞の出来た子供の心臓です。

ガリーナ:死んだ子供ね...

ユーリー:そう、死んだ子供の心臓だ。同じような間質液出血が成人の筋肉内空間で見られる。

インタビュアー:この枝のようなものはあってはならないのですね? 

ユーリー:もちろん!これは欠陥です。これは出血症の様子です。止血障害です。子供の骨髄内出血、副腎皮質出血です。他の写真も同じようなものです。これもまた”解けた氷”。別のケースです。すべて私達が撮影し、大学で大きな看板に張り出しました。学生達が見て知ることができるように、すべて図画化もされてます。

インタビュアー:撤去されたのですか?大学の指導部が変わりましたが。

ユーリー:指導部は変わりましたがすべて撤去はされていません。すべて壊されたわけではありません。指令は下ったのですが…。

ガリーナ:指導部と言えば、ユーリーがすでに監獄に入れられた後ですが、ゴメリ大学で大々的な検査が行われました。すべての学部が検査されました。もちろん科学部もです。そして委員によって最初に下された結論は「現在実施されているプログラムは高等教育機関にふさわしいものではない」と言うものでした。そしてプログラムの変更が余儀無くされたのです。

インタビュアー:そのプログラムとは十年間あなた方が行ってきたものではないのですか?

ユーリー:もちろん。

ガリーナ:でも彼らは大学ではまるで科学的な教育が行われてこなかったと結論したのです。そのことが強調されました。高等教育機関にふさわしい基礎となる方向性のはっきりしたグローバルなテーマが欠けているといわれ、もちろん誰も抵抗はしませんでした。そこで私は立ち上がって同僚達に言い渡しました。「ここに大勢お集まりのみなさん、みなさんは全員この土地にお住まいです。ここに住み、子供を持ち、子供を育てていらっしゃいます。やがて孫も生まれてくるでしょう。大学の私達の研究テーマは現状の中でどのように生き延びていったらいいのかを調べ、示すものだったのに、大学にふさわしいものではなかったと仰るのですか?」彼らは「ガリーナ・エルゲイエヴナ、あなたはたぶん誤解されてるのです。テーマが満足なものでなかったということについて。ただ、新たな学長の意見は、もっと広範で柔軟なアプローチが必要だと言うものです。今までのテーマは幅が狭すぎ、高等教育機関のレベルには達していないと言うことなのです。」と答えたのです。それが彼らの弁明でした。「それと子供や孫達に関するあなたの非難は口外されないことを忠告します」と。

インタビュアー:”非難”と彼らは受け取ったのですか?

ガリーナ:私は言いました。「私が子供に目を向けるのは小児科医だからかもしれません。私はまず第一に子供達、子供とこの国の未来に関することを守りたいのです。私達がまず心配しなければならないのは子供達に何を残すかということです。」と。けれども、ここでは別の考え方がなされているのです。一番研究費の潤沢なテーマこそ、私達の研究テーマには資金は提供されていなかったのですが…

インタビュアー:資金と言えば、どうされていたのですか?


ガリーナ:どうしたと思われますか?私達は”私腹を肥やしていた”…と警察は信じさせようとしています。

ユーリー:その話はしてはいけない。

ガリーナ:私の責任にしておいて。私達はゴメリで私腹を肥やしていたことにされているのです。いったいどうやって?汚染されていない地域からやってきたから?ここに家族を連れてきたから?それとも国家からこのなんとか用を足しているアパートを与えられたから?どこに私達の財産があると言うのでしょう?私達が慢性の病気に苦しんでいるから?甲状腺の手術をしました。

インタビュアー:あなた御自身が?

ガリーナ:ええ。それに腫瘍のせいで別の婦人科の手術も受けました。この十年間で私達が蓄えたものなんてそれだけです!他の人々はこう言っていました。「良い奨学金を手に入れて、意味がなくても自然と資金が集まるようなテーマを選ぼう。たとえひどいテーマでも資金が潤沢に出ればそれを研究しよう。」と。目下、私達の大学が目指しているのはそれです:潤沢な研究費用。新しい学長の悪口を言いたくはありませんし、立派な人なのかもしれませんが、彼が言うのはこんなことです。

「私達がこれからなすべきことはサービスバンク、データバンクの作成だ。それをコンピューターに取り込んで、誰かの役に立てるようにするのだ。」私が「どういうことですか?」と聞くと「ガリーナ、子供達のグループを調査してきなさい」と言います。「喜んで。ヴェトカ地方が私達に割り当てられています。そこに行ってきますが、調査のための器具をください。私は器具もコンピューターも持っていません。心電図の用紙さえないんです。」と言うと「それならば出資者を探しなさい。それがダメならば耳だけで調査すればいいのです。子供達を聴診して来なさい。」ここでの研究はまさにそうやって行われるのです。仕事に使えるものと言ったら自分の手と聴診器しかないんです。

ネストレンコ教授と同じ厳重なコントロール下にある地方の調査に私達が赴いた時、打ち合わせをしていたわけではありません。教授はスヴェティロヴィッチ学校にセシウムを計測に、私達は子供達の聴診を行いに来ていました。心電図の用紙が不足していたので、私達は子供達を選別しました。聴診器を当て、心臓が悪い、雑音のある子供をメモしました。まあまあ正常の場合はメモをしませんでした。そうやって出来た書類にネストレンコ教授の放射線量を合わせてみたところ、選抜された子供達は被曝量の非常に高い子達だったことがわかりました。被曝量の低い子達は私達の選択から外れていたのです。そして心電図に高い被曝量が記入されました。30の心電図を記録しました。今はこの子供達を医療検査のために招集しています。

心臓疾患は、繰り返しますが、臨床表の過半数を占めています。子供達の心臓は病んでいるのです。鼓動の音がせず、脈がはっきりしません。聞こえるのは雑音です。心臓が変容していくのです。私達に出来ることはなんでしょうか?それを確認し、診断を下すことです。機能的心臓疾患と。私達はこうした変容をまだ機能障害と定義していますが、それが器官の異常に発展しないためにはどうやって子供達を助けたらいいのでしょうか?この問題を気に掛けてくれる人間は誰一人いないのです。


(以上、転載終わり)


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by y_csm521 | 2012-02-04 11:02 | 資料・情報・講演

≪バンダジェフスキー博士の対談の書き起こし、翻訳です。メーリングリスト

ユーリ・バンダシェフスキー教授といえば、内部被曝にかんする子どもの心臓疾患とセシウムとの科学的な相関関係を論証して、2001年に不当逮捕されたベラルーシの著名な病理学者ですが、その夫妻へのインタビューが翻訳されていますので紹介させていただきます。

内部被曝が、がん以外の多様な疾病を誘発するというこの貴重な研究にたいして、2009年ECRRから記念賞も授与されています。このインタビューでは、この研究が夫妻のもとで誕生し教授が逮捕される生なましい現場が語られています。

なお、下記Peace Philosophyのブログに教授の論文が掲載されていますし、訳者田中泉さんによるバンダシェフスキー教授の紹介文も載せられています。(小生も昨年9月29日に配信。)

◆インタビュー出典先リンク
リンク
リンク
【ご参考】
チェルノブイリ事故による放射性物質で汚染されたベラルーシの諸地域における非ガン性疾患 Y・バンダシェフスキー教授

ベラルーシ・ゴメリでの、子どもの非がん性疾患の激増

=====以下、転載=====
MERCREDI 25 JANVIER 2012
「セシウムと心臓疾患の相関関係」ユーリー&ガリーナ・バンダジェフスキーへのインタビュー


チェルノブイリ汚染地域の子供を多数診察した結果、放射性セシウムが心臓疾患を引き起こすことを発見したのは、ベラルーシの医師ユーリ・バンダジェフスキーです。彼はこの事実を発表した後、1999年収賄疑惑や国家転覆計画疑惑をかけられて投獄され、拷問などにも遭うことになりました。そのバンダジェフスキー夫妻へのインタビューを見つけたので翻訳しました。発見にまつわる状況について詳しく語られていて、この発見がいかに医学的にも政治的にも重大な意味を持つのかが伝わってくると思います。オリジナルは映像のようですが、残念ながらフランス語によるスクリプトしか見つかりませんでした。字幕用と思われるスクリプト体のため一部前後関係のわかりにくい部分もありました。ご了承いただければと思います。

ソース

このインタビューを実現させたウラジミール・チェルトコフ氏はチェルノブイリの事故処理を行ったリクビダトールの凄惨にして無残な生涯を取材した映画『サクリファイス』の監督だと教えていただきました。映画『サクリファイス』(24分、日・英字幕付き)はこちらで見られます。

*****

■ゴメリ、2000年4月5日 Wladimir Tchertkoff によるインタビュー


インタビュアー:当時の選択を後悔されていますか? 家族問題を引き起こしたようですが。

ガリーナ:どの問題のことですか? 私たちがここに移住して来た時のこと?

インタビュアー:いいえ、お二人が発見をされて、その発見にブレーキを掛けた時のことです。

ガリーナ:私はブレーキなど掛けていません。一昼夜夫と話し合いをしてどうするかを決めたのです。長い議論でした。まずは家の中で。それから子供達の邪魔にならないように外に出ました。大声で議論しました。 

インタビュアー:外で?

ガリーナ:ええ、外のベンチの上で。涙が出るまで。

ユーリー:普段から私達が科学的な決定をくだすのには激しい議論が伴いました。もしかしたら女性の彼女は家族に面倒が降りかかることになるのを予感していたのかもしれません。

ガリーナ:夫はテレビ番組に出演する決意をして、私に言ったのです。「どんな風に我々がこうした変容、放射能を原因とする心臓疾患を発見したか、すべてを語るつもりだ。」と。 それを聞いて私は家に入って泣きました。科学評議会に私達が初めてこの研究結果を提示すると、全員が「ユーリー・イワノヴィッチ、大成功だな!」と拍手をしました。なのに私は涙がこみあげてくるのを感じたのです。再び夫と激論しました。「番組放映後にきっとあなたは手錠をかけられるわ!」と私は言いました。「何を言ってるんだ!?」と夫。

ちょうどその時に監督(スバと言う名です)から電話があったのです。「おめでとう、ガリーナ・セルゲイエヴナ、番組は大成功でしたよ。ユーリーはすべてをはっきり提示してみせた。この番組は国民からも大きな反応を得ること間違いなしだ!」「でも心配なのは…」と私が言うと「何かご不満でもあるのですか?」と聞くので「ええ、もし夫に手錠が掛けられたらガリーナ・セルゲイエヴナはこの世に独りぼっちになってしまいます」と答えました。すると「何をおっしゃるんです?我々は決してあなた方を見捨てませんよ!第一そんなことは起こりっこありません。あなたは女性だからあれこれ想像しすぎるんです。」と言う返事でした。「時間が経てばわかるでしょう」と私は答えました。

そして本当に恐れたことが真実となり、私は独り取り残されてしまいました。独りきり。私は独りぼっちで空っぽのアパートに帰り、どこから手を付けたらいいのか途方に暮れました。どこに行こう?誰に会いに行こう?最初に思いついたのは、何故かわかりませんが、厚生省に行くことでした。私達の大臣に会って、どうしたらいいか、助言をしてもらおうと。厚生省で言われたことは「時期尚早です。いったい何をおっしゃろうと言うのです?」大臣の控え室で私は言いました「一つだけ言わせてください。バンダジェフスキーは白衣を泥で汚してなどいません。あまり早急に彼を断罪なさらないでください。きっと後悔されることになります。」答えは「そのことについて話すにはまだ早すぎます。あまりに早すぎます。」その後スバ監督から電話がありました。「話を聞きました。あなたの電話は盗聴されていることがわかっています。私はいかなる方法でもあなたのお役に立つことはできません。」

インタビュアー:それだけ?あらゆるケースに備えて事前にそのように言ったのでしょうね。

ガリーナ:そうです。彼は私達の以前の会話を思い出したのです。それでこう言われました。「あなたの役に立つことはできませんが、よかったらロシアテレビの誰かに電話をすることは出来ます。そしてあなたの電話番号を伝えておきます。後はあなたの思うようになさってください。彼に言うことや、あなたの立場をどう説明するか考えておいてください。泣いて、何かを守ろうとしてもいいでしょう。ただ私はこの問題にはこれ以上関わりたくありません。」

インタビュアー:空っぽの家に戻ってから、再び旦那様に会えるでまでどれくらいの時間が掛かりましたか?

ガリーナ:最初に面会を許されたのは…50日後でした。逮捕から50日後。大変公式なものでした。会った時、夫はすでに入院していました。逮捕から50日後、予審判事が公式に面会を許してくれたのです。

インタビュアー:ずいぶん沢山の門戸を叩かれたことでしょう。


ガリーナ:数知れない住所を試しました。まず最初に試したのはゴメリのラジオ局です。そこで言われたのは「出来れば我々のところにはいらっしゃらない方が良いです。我々は何も知りたくありませんし、あなたの問題に巻き込まれたくありません。我々は皆仕事が必要ですからね。」次に私は厚生省に行きました。出来る限りの方法を試みました。

ユーリー:彼女は考え得るすべての場所に行ったんだ。

ガリーナ:だけどどこも門戸を閉ざしたままでした。そして言われる言葉はひとつだけ「時間に任せなさい。」(ネストレンコ博士を指しながら)この人物に深い感謝の意を表します。彼だけが初めて何者も恐れずに私に手を差し述べてくれたのです。本当は彼ほど私達の状況を恐れなければいけない人間はいないのに。終始私を支えてくれました。助言が必要な時にはミンスクの彼のもとを訪れました。彼は経済的にも助けてくれました。ポケットからお金を出して「どうかこれで何かを買ってください」と言うのでした。一方他の人々と言ったら…。

「夫に荷物を送るために支援してもらえますか」なんて物質的な援助は頼む気にもなりませんでした。私が望んでいたのはただ一つ:みんなが夫を信じてくれること。夫が十年間に渡って家族を犠牲にしてまで続けた仕事の助手だった弟子達が彼を信じ続けること。夫は十年間に渡って朝の七時から真夜中まで、膨大な量の仕事をこなしていました。祝日にも、私は「どこかに行きましょう」なんて提案出来ませんでした。祝日さえ、働き続けたのです。絶えず仕事、仕事、仕事。その仕事が導いた先がこれでした。

私達が、心臓発作と放射性セシウムの体内への蓄積との間に相関関係のあることを発見した時、家族争議になりました。激烈な争議でした。何故なら私はこの相関関係を認めたくなかったからです。これは発見でした。私達は何か新しいこと、今まで知られていなかったことを発見している真っ最中なのでした。そして夫は「これは事実なのだよ」と私に言い、「二人で一緒にこの相関関係について論文を書くのだ」と言うのでした。彼は論文審査官でしたから。

インタビュアー:何故あなたは相関関係を認めたくなかったのですか?

ガリーナ:私は違う考えだったのです。怖かったから。この発見が怖かった。

インタビュアー:どうして?

ガリーナ:第一にたぶん、新しいことだったから。

インタビュアー:しかし科学的成功ではないですか?

ガリーナ:成功ですけど…、私達の国では放射能についてこれほどの公表の行われたことはないのです。

ユーリー:放射能について語られることはなかったんだ。

ガリーナ:そうなんです。幼児における放射能の影響について語られることはありませんでした。いろいろな国から委員会や検査官が小児科を訪問しに来て「放射能に由来する疾患は見られますか?」と質問するのですが、答えは決まって皆「甲状腺癌」の一辺倒。

インタビュアー:それだけ?

ガリーナ:それだけです。私はゴメリに来てすぐに子供達、年齢の行った子供達の聴診を行いました。そしてすぐ、子供達の間で不整脈があまりに頻発することに衝撃を受けたのです。薬剤調整を施さなければならない子供もいるくらい強度の不整脈です。不整脈を矯正する治療を受けるためにミンスクまで行かなければならないケースもあります。これはかつては成人だけの問題だったのに、今では子供達がそうした治療を必要としていたのです。グロドノ市にいた頃に子供に不整脈が観察されたら、稀有な現象と捉えられたものでした。稀に見る深刻な事態で、即座に治療が必要とされました。

ところがここゴメリでは、この稀に見る深刻な疾患が、どんどん頻発するようになっていたのです。私はユーリーと仕事から帰って議論したものでした。ユーリーは「健康な子供達を調べてみよう。幼稚園に通っている子供達だ。」と提案しました。そこで私達はゴメリ保育園の乳幼児を診察しはじめ、彼らの心電図を記録しました。さらにはズロビン、スヴェトロゴルスク、そしてヴェトカ市の子供達を調べました。そうやって私達が発見したのは、健康な子供達の60パーセント以上の心電図に変容の見られることでした。

心電図は病理を記録します。私達はこのデータの隣りに、子供達の器官から測定されたガンマ線の量(これはセシウム137によって放射されるものです)を書き込んで両者を比較してみたところ、明確な一貫性を確認することが出来たのです。不整脈は、セシウムの蓄積が高い子供に現われるのでした。(高いというのは20Bq/kg以上を考えています。)この不整脈はブロックの形で現われます。ヒス束の右脚ブロックや房室ブロックです。刺激伝導系の障害と心筋の脱分極化障害とが組み合わさっている子供もいました。セシウムの蓄積量が多いほど、心電図に現われる異常は深刻だったり複雑だったりするのでした。

インタビュアー:そして あなたはそうした事実の解明が引き起こす政治的な危険を予測されたわけですね?

ガリーナ:そうなのです。まず私は怖くなりました。そう、家族のことを思って怖かったのです。自分自身の身が怖かったわけではありません。何故なら研究の指導教官は夫だったのですから。私は夫に「ねえ、もしかして急に何かが間違っているとしたら?私達はどこかでミスをしているのかもしれないわ。世界に向けてこの発見を発表するのに…」と言いました。彼の答えは「我々がミスをしていることなんて有り得ない。調査のベースになっている心電図の量は膨大だ。」と言うものでした。

ユーリー:心臓について研究をしているのはガリーナ一人ではなかったことを付け加えておきましょう。私の学部には他の研究者による一連の論文や研究が存在するのでした。私が最新の著書の中で指摘したように病理解剖実験や動物実験も存在します。

インタビュアー:ではあなたは確信を持ってらしたのですね?


ユーリー:そうです。こうしたすべての研究に基づいた科学的確信です。しかし放射性セシウムの体内蓄積と心臓疾患の相関関係については、こうした子供達の調査結果をベースに彼女と初めて研究したのでした。例えば心電図の束を取り上げ、その一つ一つに心臓に蓄積した放射性物質の量を記入しました。[心配そうに]呼び鈴が鳴った…

ガリーナ:大丈夫、子供達よ。

ユーリー:こんな感じです。20Bq/kg とか34Bq/kg…それからパラメーターに即して分類しました。(グラフを見せながら)このような結果になりました。このグラフが現在の結果を表しているのです。これはベラルーシ全国から集めたデータをもとに実現させました。ゴメリやグロドノだけのデータではないのです。ミンスクや数多くの他の場所も含む膨大な量のサンプルです。私達の得た結果によると、キロあたり0~5ベクレル(測定器の誤差も考慮に入れて)前後の被曝量ならば、子供達の80% は心電図にいかなる
異常も示しません。セシウムがまったく存在しない場合は、85%の子供達が多かれ少なかれ正常に成長することを保証できます。しかし体内のセシウム量が増加すると、健康な子供の割合は係数に従って減少していくのです。セシウムの量がキロあたり70ベクレルを越えた場合、健常と言える状態の心臓は10%足らずになってしまいます。

インタビュアー:この相関関係は一貫しているのですか?

ユーリー:そうです。あらゆるデータに基づいています。それも因果関係以上の、ほとんど科学的法則と呼んで良いくらいものです。因果関係と言うのは多くの傾向が類似する場合を言います。分量と変容との間の因果比率です。このことは以前にも示されていました。しかし現在わかったことは、私がいかなるデータを使用しようと、いかなるグループのデータを取り上げようと、この分量と変容との関係が係数に従って動いていることです。この相関関係の一貫性はすでにひとつの「法則」の要素です。さらに付け加えたいのは、心臓だけでなく脳やその他の器官においても、新陳代謝のシステムや酵素の活動の調査を行うと、同じ現象が観察されることです。しかし残念ながら、私には…我々には今のところそれを証明するための資金がありません。

インタビュアー:他の器官でもですか?

ユーリー:そうなんです!ところが我々に十分な調査用の器具がないのです。これを調べるには膨大な労力が必要です。私達はまだ発見の扉口に立っているのに過ぎない。ここに私の弟子達の調査の成果が山とあるのにも関わらず。これで全部ではないですが、大部分がここに含まれます。心臓について、そしてその他の内臓についてのデータがここにあるのです。

ガリーナ:セシウムとの関係を表すデータです。

ユーリー:この数年間我々が実現し得たことがこれらの論文の中にあります。私にとっては大変な価値です。本以上の価値です。何故なら論文というものはそれぞれきちんと検証された具体的な一次資料に基づいて書かれるものだからです。非常にレベルが高いものです。

インタビュアー:つまり他の器官についても研究することが出来たのですね?

ユーリー:そうなんです!


(次の記事に続く)

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by y_csm521 | 2012-02-04 11:01 | 資料・情報・講演

(グリーンピースの鈴木さんからのメールの転送です。
 明後日が締切です。ひとことでも、パブリックコメントを送りませんか。COSMOS)

グリーンピースの鈴木です。

4月から食品の放射能の基準が改訂されます。
すでに改定案が報道されて久しいですが、厚労省がパブリックコメントを募集しているのをご存じですか?
同僚に教えてもらうまで知りませんでした...。前回の「評価書」へのパブコメが3000件。
それが影響?しているのか知りませんが、募集していることが非常にわかりづらいです。

ともあれ、募集要項はこちらで⇒パブリックコメント募集要項
(厚労省のトップページから探そうとしないほうがいいです。無駄な抵抗です。)

(ページが開いたら、左側の「このページの見方について」をクリック。
 「意見提出フォーム画面」から、意見を投稿出来ます。 by COSMOS)

〆切は2月4日です。あと2日しかありませんが、ぜひ、送っておきませんかー。

以下、たった今送った、グリーンピースのパブリック・コメントです。

*****************************************

放射能にはこれ以下なら安全という閾値はありません。これが国際的に合意がとられている立場です。日本政府がよく避難基準などの根拠として引用する国際放射線防護委員会(ICRP)の立場でもあります。日本政府も、この考えにのっとって放射能による被害が最小限となるよう、予防措置も含め、とっていく必要があります。

人口放射線は本来体に取り込むべきでないものではないことを前提に、以下、意見を述べます。

外部被ばく、内部被ばく併せて年間1ミリシーベルトを超えない値に
まずは、基本の考え方「食品からの被ばくを年間1ミリ」というのは、外部被ばくも内部被ばくも併せて、年間1ミリを許容限度とする現在の法律と矛盾しています。さらに、いまだに空間線量だけで年間1ミリを大幅に超える地域も広く存在するのですから、気をつければ避けることができる食品からの被ばくはより厳しくするべきです。外部被ばくと内部被ばく併せて年間1ミリシーベルト以内となるように基準を設定するべきと考えます。

チェルノブイリ周辺国の食品基準を参考に
福島原発事故の被害をできるだけ抑えるには、チェルノブイリの経験に学ぶことが重要です。たとえば毎日大量に摂取する水はウクライナではキロあたり2ベクレルです。 水は、粉ミルクや離乳食にも使用するため、厳しく設定すべきです。また、主食であるパンは20ベクレルです。日本でも、主食であるお米や小麦粉にはより厳しく基準を設けるべきです。

ベクレル表示などの情報提供を
放射能に対する感受性は個人によって違います。より敏感な方がきちんと放射能の取り込みを避けることができるように、ベクレル表示などの情報提供が必要です。

より放射線の影響を受けやすい子ども・妊婦さんの評価を
今回の改訂のもとになった考え方では「小児に関しては、より放射線の影響を受けやすい可能性(甲状腺ガンや白血病)がある」としながら、評価はしませんでした。また、妊婦さんに関しては言及すらありませんでした。子ども・妊婦さんへの放射能影響の評価をすべきです。

例外なく一斉に基準引き下げを
すでに新基準案が報道されてから、日が経っていますし、改訂予定の4月までまだ2か月あります。安全側にたち、改訂日から基準以下のものだけが店頭に並ぶよう、措置をとるべきです。すでに生産されたもので基準を超える食品については、汚染者負担の原則に基づいて、政府が買い取り、東電に賠償させるべきです。

以上

鈴木 かずえ
国際環境NGO グリーンピース・ジャパン
エネルギー/核問題担当
Kazue Suzuki Nuclear/Energy campaigner
Greenpeace Japan

Email: kazue.suzuki@greenpeace.org
http://www.greenpeace.org/japan
Twitter: gpjTweet
グ リーンピースの放射能調査にご協力をお願いいたします。
→https://www.greenpeace.or.jp/ssl/support/supporter_form_html#form

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by y_csm521 | 2012-02-02 23:33 | 食品汚染