ブログトップ

COSMOSの原発関連ニュースメモ

ycsm521.exblog.jp

毎日たくさん流れてくる原発関係のニュースの個人的なメモです。


≪私は参加出来なかったのですが、一ヶ月前に札幌で行われたシンポジウム(講演部分のみ)の書き起こし記事です。二回に分けて載せます。衝撃的な内容ですが、事実に直面し、今自分が何をするべきか、ちゃんと考えたいと思います。 by COSMOS≫

「放射能による福島の子どもたちの健康被害」
(1時間29分~ 松村氏)松村昭雄氏 元国連職員
岩上チャンネル「福島の子どもたちの健康被害」

2012年10月25日(木)、札幌市の北海道クリスチャンセンター・ホールにおいてシンポジウム「放射能による福島の子どもたちの健康被害」が行われまた。
ニューヨークから、日本の大勢の政治家たちに、福島第一原発の切迫した危機を伝えるため訪日していた元国連職員の松村昭雄さんも講師として参加しました。

■開場 18:30
■講師:発言順
・松崎道幸氏(深川市立病院内科部長・福島「集団疎開」裁判原告側証人) 00:04:50~
・中手聖一氏(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク前代表) 00:56:00~
・松村昭雄氏(元国連職員) 01:29:40~
これは、I W J Independent Web Journalが無料で公開しているコンテンツです。
      岩上チャンネル
ただし、無料公開期間を過ぎると、ダイジェスト版の短編だけになり、全編を視聴するためには有料会員登録する必要があります。

松村昭雄氏:
松村と申します。
数週間前、ニューヨークから日本に着きましたが、今、松崎先生のお話を聴いて、本当に重い感じがいたしますね。今日は、世界から見て、福島をどう見ているか、ということをお話したいと思います。おそらく、みなさんほとんど、日本のメディアからの情報としては、入っていないと思います。
それで、何かの参考になればと思います。

(福島第一原発)事故が起きたときに、私が知っている世界中の多くの科学者たちから電話があって、「昭雄、日本の危機感と、我々が感じている危機感には大きな違いがある」ということの中で、私は「これは大変なことだ」と感じた結論は、この原発の研究の最高機関、世界最高峰のものは、マックス・プランク・インスティテュート(Max -Planck -Institut)というドイツの研究所です。100年の歴史があり、アインシュタイン、その他が働いていた場所です。ここが世界最高の権威ですが、そこの所長をやった、ハンス=ペーター・デュール(Hans-Peter DÜRR:現マックス・プランク物理学・宇宙物理学研究所名誉理事長、ローマクラブ会員、環境学研究科客員教授))は、私の長い友人ですが、この方が言ったことが、私にとって大変、ショックでした。

「昭雄、残念なことだけれど-これは去年の4月、5月の話です-福島の事故は科学的な修復は、もう無理だ。 私たちが、どんなに考えても、この福島の事故は人類が経験したことがないものだ。 私を含めて、解決策となるアイデアの一つもない」。
これは、私にとってはショックでした。そこで、すぐに私は谷垣総裁(自民党)、桜井新元環境庁長官(自民党・元参議院議員)、民主党の幹部に電話をして、
「この事故は、第二次世界大戦の敗戦とは違いますよ。第二次大戦の20年後には新幹線が走っています。この事故は、もし起きた場合には、何百年、日本復興は無理です」
と言いました。

ハンス=ペーター・デュール氏は、2012年2月29日、名古屋大で開かれた国際シンポジウム「地球にやさしい資源・エネルギー利用へ-東日本大震災から1年」のために、エルンスト・フォン・ワイツゼッカー氏とともに来日。
「原発がなくても持続可能で豊かな社会は可能」と、その道筋を語った。東京新聞 2012年4月2日

ということで、日本の指導者に、世界の方々の考えを伝えておりましたが、残念ながら、菅総理、野田総理は動いていなかった。

【4号機の破滅的事態を回避するため海外が動き出した】

私は村田・元駐スイス大使とともに、日本の政府、国連事務総長などに働きかけてきました。また、アメリカ議会にも働きかけ、さまざまメディアに出たり、数々のプレスで日本の危機を取り上げさせてきました。日本のメディアが4号機の危険性を取り上げだしたのは、その半年後でした。総理には、総理官邸まで出向いて、何度も4号機の使用済み燃料プールの危機を訴えてきましたが、日本の最高指導者は何の反応もみせず、今に至っています。

私自身も、ブログで「4号機と日本の運命」(日本語訳)というのを書きましたら、世界にかなり流れまして。それで、問題点は、みんな福島の事故のメジャー、何がどのくらい危険なのか、言っている人によって全部違う。ということで、私が考えましたのは、この使用済み燃料プールの総量、セシウム137の総量を計算してもらうだけでは分らない。
世界の使用済み燃料プールの最高権威者は、ロバート・アルバレスという方です。米国エネルギー環境省の長官の特別顧問をされていた権威者ですが、そのボブに、「計算してもらいたい」と。いったい、どのくらいのセシウムが福島第一原発にあるのか。1号機、2号機から6号機まで。
それから共用プール。 全部で約1万4000本の核燃料棒が、福島第一原発にあります。

それで、計算してもらった結果が、世界の176ヶ国に流れた数字ですが、なんと、ボブ・アルバレス博士が最低の数字と上限の数字のうち、いちばん低い、それは科学者の間で議論の余地のない低い数字で出してもらいましたら、4号機だけで、1535本(未使用のものも含む)の使用済み核燃料棒が、地上30メートルの使用済み燃料プールにありますが、それだけでも、チェルノブイリ事故のときの10倍です。これでも最低の値です。
これはヒロシマ原発の5000個分。

「昭雄、この(チェルノブイリの)10倍というのは、最低の数字だよ。(普通に考えれば)20倍から50倍まで高い数字だ。しかし、昭雄、最低値の10倍であったとしても、この数字ではおさまらない。なぜならば、1号機で事故が起きようと、2号機で事故が起きようと、その福島第一原発のところに人は入れないんだ。(それを計算に入れて)総量を計算すれば、なんと(チェルノブイリの)85倍」。
ですから、最低でもヒロシマ原爆の5万発から10万発ぐらいになります。
もし、福島第一原発の中で、何かが起きた場合には、残念ながら、何千キロ、この博士が言うには「少なくとも三千キロは避難しなければならない」と。
ボブ・アルバレス博士は、「これを昭雄、日本の指導者は分かっているんだろうか」と。

その起こるシナリオは、こういうことです。

一つは地震が来ても、1号機、2号機、3号機は水素爆発して、メルトダウンを起こしていて、人が近づけないんです。ですから、補強工事は事故以来、されていないんです。どのくらいの地震に耐えるか、というのは計算できないのです。しかし、常識からすれば、(震度)6以上で駄目だろうと。

【4号機使用済み燃料プールがカタストロフィーに至るプロセス】

二番目。
これが、アルバレス博士が、もっとも確率が高いと考えているものですが、クーリング・システムのパイプ(循環冷却システムの配管)が、応急的、暫定のものなんです。鉄管でなくてプラスティック製のものです。ですから、これが、どこかで穴が空いても、ほぼ駄目だろうと。
ということは、三番目は、1号機、2号機、3号機のメルトダウンが格納容器の下に穴を開けている場合には、有名なチャイナ・シンドローム。これが起きていない、という確証はないと。もしそれが、地下水に到達した場合には、一気に水蒸気爆発する。

ということで、どのひとつのものが起きても、福島全体の放射能の量は、チェルノブイリ事故のときの85倍(最低値)から、170倍です。
ということは、もう日本復興は無理です。
何百年の間は、日本の全土、ならびに韓国、中国含めて、何千キロの範囲は、ほぼ無理です。
ですから、これを伝えるために、私は4月に藤村官房長官、谷垣総裁、細川(護熙)元総理、みなさんのここの荒井さとし先生、そして幹部に会って、「早急に必要なことは、国際独立評価チームを組織して、しかもその独立評価チームは、核科学者のみならず、建築工学、地震工学、この三位一体になったもので、トップ・サイエンティストで判断しなければ判断のしようがない」と言ってきました。
この国際独立評価チームを組織することが、第一歩です。
しかし、(循環冷却システムの)パイプに穴が空いても、地震が来ても、水蒸気爆発しても終わりです。これは、脅かしでなくて「破局」です。
でも、今回、私が訪日しましたのは、この破局の問題ではないんです。

実は、1985年に、ノーベル平和賞を受けたヘレン・カルディコット(Helen Mary Caldicott)博士がですね、
「昭雄、原発の政策論を言っているヒマはないのよ。もうすでに、あなたの子供たちは大変な被曝をしている。今後、5年から15年までの間に出てくる数字は、自分は最低で100万人は超えると思う」と。

チェルノブイリ事故は26年前でしたが、ウクライナ政府が発表したものは、九州と同じくらいのエリアの中からの数字として、これは政府の発表ですよ、260万人です。そのうちの62万人が子供です。
(これと比較すれば)関東一帯の人口密度からしたら、何百万人になるでしょう。
ですから、今すぐ、やらなければならないのは、科学的な実証は、松崎先生がおっしゃったように、非常に難しいものがあると思います。しかし、私はチェルノブイリ事故の実証はあるのだから、子供を実験台に使うべきではないと。

私が国連会議に参加して、いつも感じるのは、実証が出るかでないか、というのは科学者の遊びに過ぎない、ということです。子供は科学の実験台になるべきではないのです。
ですから、私は、増子政調会長代行(民主党)、鹿野(道彦)先生、昨日夜、東京に鳩山由紀夫元総理が、私の話を聴いて非常に驚かれて、10人の国会議員の有力者を集めて話しました。

私は、「日本の政治家は危機感がない」と。もし、日本の政治家が、この子供の危機に目をつぶっているならば、私は、5年後、10年後には、また日本の国民の破滅は起きると。
しかし、今、みなさんに申し上げたいのは、二つです。もう避けられない事実があります。
それは、(福島第一原発で)破局的なことが起きたら、これはもう終わりです。
もう、原発の再稼動の話も、どうのこうのも、世界に440もの原子炉がありますが、これも全部、もう終わりです。

こうした破局の話を(ないものとして)抜きにしても、避けられない道は二つあるのです。
ひとつは、福島の放射能を止めるまでに、東電は40年間かかる、と言っています。
しかし、私が聞いている科学者は、「昭雄、No, it isn't. 」…60年以上かかる(と言っている)。ということは、間をとっても、50年間、毎日、放射能が吹き続けているということです。そして、その放射能は消えないんです。

今、みなさんが言っている数字は、(事故後)わずか2年の量です。これから10年、20年と、数字が積み重なるだけです。(消えないので、一方的に累積されていく)よって、カルディコット博士は、今後、200年以上、日本の国民は広い地域において、放射能(の被曝量)を検査しながら生きていかなくてはならない民族になったことを直視すべきだと言っています。

≪つづく≫

[PR]
# by y_csm521 | 2012-11-24 18:10 | 資料・情報・講演

カルディコット博士 「福島では“犯罪的”で“非道徳”なことが行われている」

田中龍作ジャーナル(11/21)


 オーストラリアの小児科医で放射能障害に詳しいヘレン・カルディコット博士の記者会見が19日、衆議院第一議員会館内で開かれた。博士は日本各地で講演ツアーを行っている。

 衆院解散を受けメディアの関心が選挙一色になるなか、会見には海外のテレビ局1社と数人の記者のみが集まった。カルディコット博士は何度も“犯罪的”、“非人道的”という言葉を多用し、これを伝えようとしないマスコミも批判した。日本社会に対するいらだちが随所に感じられた。

 冒頭、カルディコット博士は「福島の高線量地域で、子供や妊婦、妊娠可能な年齢の女性を避難させないのは“医学的犯罪”だ。18歳未満の子供に超音波検査を実施したところ、約40%の子供に甲状腺異常が見つかったという。これは小児科の見地からみて極めて異常だ。」と語り、福島の被曝量がチェルノブイリをはるかに上回っていることを指摘した。

 また、子供や妊婦、妊娠可能な女性の移住について「国が費用を負担することが重要なのに、弱い立場の人を守らず、TEPCOを守るために予算を使っている」と述べた。博士は「日本には放射能を帯びた食品を食べることに対する規制がなく」、汚染した食品を「子供に食べさせていることは“medically immoral (医学的に非道徳的)”だ」と国と福島県、沈黙する医学界の不作為を批判した。

 博士の来日講演は医師向けのみならず、一般向けにも行われたが、いずれも数百人収容の会場が満員になったという。博士は、聴衆が「どうしたらいいのか必死に知りたいと思っている」ことを感じたという。

 「広く一般に知らせる責任がメディアにはあるが、(日本では)そうではないようだ」と、メディアが放射能の被害に無関心であることにクギを刺した。

 博士は、「福島の事故は終わっていない。40年かけてきれいにするというが、不可能だ。これから300年以上、土地も人も食物も汚染されたままだ」と警告し、安易な除染や帰還願望に疑問を呈した。ガレキの焼却についても「犯罪行為だ」と断罪した。

質疑応答で筆者は以下の2点について質した―

田中:(チェルノブイリ原発事故が起きた)ウクライナに日本の医師たちが行っており、またウクライナの医師たちも日本を訪問している。日本の政府も医師たちも、4年後からガンが多発することを知っているはずだ。このことについてどう思うか?

カルディコット博士:「そうだ。広島、長崎の例からみても(事故後)5年で白血病の発病ピークを迎えることは分かっている。その他のガンはそれ以降からだ。私はなぜ医師たちがメディアで声を上げないのか、驚いている。“Total Blackout(完全な報道管制)”だ」。

「多くの人が福島を忘れているかのように過ごしており、水俣の時よりひどい。
日本政府は他国から良く思われたいのだろうが、(発病の)疫学的数字が明らかになれば、無責任さは免れない」。

田中:ビタミン剤、特にビタミンCが放射能に効くと宣伝し、利益を得ている医師が一部にいるようだが?

カルディコット博士:効かない。医学的に間違っている。

 最後に博士は「広島、長崎の被爆者は差別されてきたが、日本人のメンタリティから考えて、これから同じことが福島の人々に起こるのではないかと、深く憂慮する」と締めくくった。

 福島県出身者に対する偏見はすでにちらほら聞かれる。日本人としていたたまれなくなったのは筆者だけだろうか。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

■ヘレン・カルディコット博士 記者会見
USTREAM

文字起こし
阿修羅(11月19日)



[PR]
# by y_csm521 | 2012-11-23 21:34 | 資料・情報・講演

≪メーリングリストからの、広瀬隆さんメールです。Days Japanの今月号には、甲状腺のお医者さんの情報もあり、ベラルーシの研究所長が福島を視察して,線量の高さに驚きあきれているそうです。by COSMOS≫

From: 広瀬隆

Sent: Wednesday, November 21, 2012 9:49 AM

To: 〇〇

Subject: DAYS JAPANの報告・・・広瀬隆


今月号(2012年12月号)のDAYS JAPANに、若狭湾と泊原発で大事故が起こった場合の、鮮明な汚染シミュレーション図が出ています。これは、私が一番信頼している民間シンクタンクの環境総合研究所の青山貞一さんによる解析です。インターネットでも公開されていますが、ネットでは鮮明でなかったので、助かりました。DAYS JAPANをぜひ見てください。

 若狭湾の場合は、風向きが南に向かった場合、関西地方が壊滅する様子が、ぞっとするほど明確に出ています。


 泊原発の場合も同様ですが、こちらも放射能が南下する場合のシミュレーションになっています。先週、北海道の東にある網走と北見に講演会で行ってきましたが、地元の人たちは、泊原発の場合には、シベリアから吹く風で、風が東に(内陸に)向かうことが多いと言っていたので、このシミュレーションを東向きの風で想像すると、知床まで壊滅するでしょう。

 そして私がショックを受けたのは、すでに網走の魚からセシウムが高い数値で出ているとの話でした。網走がどこにあるかを、みなさん地図で見てください。すでに海洋汚染が北にまで拡大しているのです!

      広瀬隆 

[PR]
# by y_csm521 | 2012-11-22 13:19 | 資料・情報・講演

北海道新聞 どうしんwebより転載
再稼働見通し立たぬが… 泊原発に新核燃料24体 北電搬入「計画通り」
どうしんweb
(10/23 06:20)

北海道電力は22日、全3基が停止している泊原発(後志管内泊村)の2号機(出力57万9千キロワット)と3号機(同91万2千キロワット)での発電に用いる新たな核燃料の集合体計24体を同日までに搬入したと発表した。今年3月に策定した計画に基づくもの。北電は「再稼働に備えるため」と説明するが再稼働の見通しは立っておらず、地元自治体や道民から疑問の声も上がりそうだ。<北海道新聞10月23日朝刊掲載>


ほくでんサイトより転載

本日、泊発電所2、3号機の新燃料を以下のとおり搬入しましたので、お知らせします。


輸送物

(1)輸送数量
泊発電所2号機 取替用新燃料集合体 28体(約11tU)
泊発電所3号機 取替用新燃料集合体 36体(約17tU)

(2)輸送物の概要
輸送物の概要は、添付資料のとおりです。


輸送方法
 燃料工場から積出し港までは、トラックによる陸上輸送を行い、積出し港から泊発電所までは、輸送船による海上輸送を行いました。
 その後、トラックによる構内輸送により泊発電所2、3号機の燃料取扱棟に搬入しました。

輸送完了日時
 新燃料の輸送は、平成24年10月25日15時02分に完了しました。

 なお、新燃料の輸送については、核物質防護上の観点から、輸送完了まで公表を控えさせていただきました。ご了承ください。




[PR]
# by y_csm521 | 2012-11-08 22:27 | 政府・電力会社・抗議・裁判

11月11日マンモスでもの呼びかけ
正しい報道ヘリの会
広瀬 隆

今一度全国のみなさんに呼びかけます!!
11月11日
列車・飛行機・電車・バスに飛び乗れ!
怒りの国会デモだ・・・・・

11.11反原発・国会百万人大占拠
首相官邸前・国会議事堂周辺をはじめとする永田町・霞が関一帯で

かってない超大規模大占拠!
首都圏のみならず,全国から結集を!!!
[主催]首都圏反原発連合
http://coalitionagainstnukes.jp
[協力] さよなら原発1000万人アクション
原発をなくす全国連絡会
脱原発世界会議
経産省前テントひろば

スケジュール
午後3時から国会周辺抗議行動
午後5時から7時まで 国会正門前大集会
反原発・百万人大占拠
熱気で包む大興奮のクライマックス

「正しいヘリの会」はヘリコプター空撮をおこないます。
山本太郎さんのヘリ搭乗解説,広河隆一さんたちプロの写真家たちも搭乗して,

IWJとOurPlanetTV総動員で全国のインターネット配信をいたします。
(中略)
大間原発の建設再開阻止
大飯原発の即時運転停止
全土の原発再稼動・阻止
六ヶ所再処理工場・即時閉鎖
(中略)
原発延命策をみなで粉砕!!
11月11日決戦だ



[PR]
# by y_csm521 | 2012-11-08 21:52 | 脱原発運動・集会・支援


≪メーリングリストに流れてきた緊急拡散希望のメールです。時間が無いのでそのままコピーペーストしたら、改行が読みにくそうですが、このままUPします。よろしく<(_ _)> byCOSMOS≫

原子力規制委員会が水曜日にも決めようとしている
防災指針に関する要請書の賛同を募っています

こちらです

たった1か月での防災指針の策定は拙速すぎます
被災者・市民の声を盛り込んでください
年20mSvの避難基準は高すぎます
7日間100mSvは異常に高い値です

年20ミリの高すぎる避難基準を正当化し、避難に背を向ける内容です。福島の被
災者からのヒアリングもパブコメもなしに、この水曜日にも、拙速に決めようと
しています。防災シミュレーションでは7日間で100mSvというとんでもない値が
使われています。この動きにブレーキをかけるための要請です。

超緊急です。

今すぐクリック・今すぐ拡散をお願いします。

締め切りは一次締め切りを2012年10月30日(火)正午としています。

署名フォームです

団体賛同はこちらです


よろしくお願いいたします!

*************************

原子力規制委員会委員長 田中俊一 様、委員各位

審議開始から約1ヶ月、原子力災害対策指針(防災指針)の素案公表(10月24日)
からわずか1週間で、10月末に指針策定はあまりにも性急すぎます。再稼働準備
のために急いでいるとしか思えません。現在の指針には、被災者支援も一般市民
の声も反映されていません。実際に事故が生じた場合は広く国民に影響が及ぶの
にもかかわらず、パブコメも行われません。現行のあまりに高すぎる20mSv基準を
もととした避難政策の検証・見直しが行われていないなど、多くの問題点が残さ
れています。核物質の拡散シミュレーションでは、IAEAの、7日間に100mSvとい
う異常に高い値が使われていますが、実際に福島原発事故後、政府が避難指示を
行ったのは年20mSvを超える区域でした。これを踏まえシミュレーションをやり直
すべきです。よって、私たちは以下を要請します。

要請事項

1.福島原発事故時の防災・避難の実態を踏まえ、自治体・市民も含めて十分に
議論して下さい。

2.避難者、被災者からのヒアリングを行ってください。また、パブリックコメ
ントにかけて下さい。

3.30kmの重点防災対策区域(UPZ)は狭すぎます。見直してください。

4.年20mSv基準を撤回し、より厳しい避難基準を設定してください。避難政策を
検証の上、避難政策を見直してください。福島原発事故後、避難指示の遅れによ
り、多くの住民が無用の被ばくを強いられました。賠償もないままの避難を強い
られた方々がたくさんいます。

5.核物質拡散シミュレーションでの7日間100mSvは異常に高い値です。実際に福
島原発事故後、最終的には年20mSvを基準に政府の避難指示が出されました。この
現実を踏まえ、もっと低い値でシミュレーションをやり直すべきです。

☆自治体にも言おう!☆
全国原発立地自治体首長様 近隣県首長様
原発事故から住民を守るため、原子力規制委員会に上記を申し入れてください。

◆要請の理由◆
現在、防災指針(原子力災害対策指針)が急ピッチで策定されています。30km圏
内の自治体は、この原子力災害対策指針に基づいて、年度内に原発事故防災計画
を策定することとなっています。しかし、現在の防災指針は下記の点で大問題で
す。

1.審議開始から約1ヶ月、防災指針(原子力災害対策指針)の素案公表(10
月24日)からわずか1週間で、10月末に指針策定はあまりにも性急すぎます。

2.指針策定前に、福島原発事故の避難者、被災者からヒアリングを行うべきで
す。

3.自治体、市民も含めて十分な議論を行うべきです。パブリックコメントも実
施すべきです。冬の積雪の中で避難ができるのか等々、十分な議論が必要です。
自治体首長からも多くの戸惑いの声が出されています。新潟県知事は「シミュレー
ションの前提や考え方を確認する必要がある。原子力規制委員会の委員には、住
民の命と暮らしを守るという考えが欠けている」と述べています。

4.「指針の素案」のいくつかの問題点
(1)30kmの重点防災対策区域(UPZ)は狭すぎます。
福島原発事故では60km離れた飯舘村も避難区域となりました。
原子力規制委員会が公表した被ばくシミュレーションでさえも、30㎞超えても7
日間で100mSvに達する地点があります。30kmに限ったUPZとの整合性はどうな
るのでしょうか。
(2)現在と同様に年20mSvの避難基準を導入しようとしていますが、より厳し
い基準を設定すべきです。福島原発事故では、この基準によって、多くの人々が
無用の被ばくを強いられました。
(3)避難のためにあらかじめ定める基準(EALやOIL)がIAEA基準を
基に7日間100mSvと高い数値に設定される可能性があります。スピーディーの
活用、30km外のプルームによる被ばく対策等々、重要な課題は先送りにされて
います。
(4)避難に伴う補償や「避難の権利」などについて何も考慮されていません。

5.7日間100mSv
10月24日に公表された被ばくシミュレーションは、風向きを平均化するなど
被ばく量の過小評価につながります。さらにIAEAの7日間で100mSvという異常に高
い値に達する地点のみしか公表していません。実際に避難指示が出されたのは、
最終的には年20mSv以上の区域です。この避難指示の遅れにより、多くの住民に無
用の被ばくが強いられました。
7日間100mSvの被ばく量のみのシミュレーションではなく、もっと低い値でのシミ
ュレーションを公開すべきです。

署名 一次締め切り:10月30日正午

呼びかけ団体
国際環境NGO FoE Japan
福島老朽原発を考える会
原発を考える品川の女たち
グリーン・アクション
美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)
経産省前テントひろば
福島原発事故緊急会議
再稼働反対!全国アクション


※問い合わせ※
国際環境NGO FoE Japan  tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219
担当:満田夏花(みつた・かんな)  090-6142-1807

福島老朽原発を考える会(フクロウの会)
東京都新宿区神楽坂2-19 銀鈴会館405 共同事務所AIR
TEL/FAX 03-5225-7214 
阪上 武 090-8116-7155


[PR]
# by y_csm521 | 2012-10-29 14:35 | 脱原発運動・集会・支援

≪MLで流れてきた経産省前テント広場からの情報です。 by COSMOS≫

<テント日誌 10/13(土)―経産省前テントひろば 399日目>
     さようなら原発集会in日比谷 6500人が結集

 
 今日は朝から雲ひとつない、抜けるような青空。日中は10月とは言えまだ汗ばむ陽気でもある。
お昼過ぎにテントに立ち寄り、再稼働反対の幟旗を持ち、日比谷公園に向かう。公園内の野外音楽堂は既にほぼ満員状態。「さようなら原発集会in日比谷」が定刻通りに始まる。参加者は、主催者発表で6500人とのこと。

 オープニングはYaeさん(加藤登紀子さんと藤本敏夫さんの娘)のコンサートで始まった。どことなくお母さんを思い起こさせる歌声である。

 はじめに主催者を代表して挨拶に立った鎌田慧さんは、JAグループが今年10月に開催された第26回定期大会で脱原発の運動方針を採択したことについて、「大間原発にたったひとりで反対 してきた“あさこハウス”の熊谷あさ子さんは、『海と畑があれば他に何もなくても生きていける』と最後まで電力会社に土地を売らなかった。電源開発は彼女の土地をあきらめ、場所を一部変更して原発を建てるための設計変更しなければならなかった。JAの方針転換は大きなできごとであり、命を生産する農業が原発と全く相容れないとわかった
農業者の固い決意だ。この決意に応え、私たちは今こそ原発を叩き潰そう。」と訴えた。
 
 続いて哲学者の高橋哲哉さんの訴え。「国は国民を欺き、見捨てる。第二次大戦で気づいたのに、戦後私たちはより快適で便利な生活を求めそのことを忘れてきた。今度こそ命と健康を最優先にする国に変えなくてはならないと強調した。さらに「郡山市で、子どもたちに集団疎開を求める裁判(仮処分申請)が闘われている。福島県民には避難の権利が認められるべきだ」と、「ふくしま集団疎開裁判」への支援を忘れてはならないと訴えた。

 落合恵子さんのアッピールは、名古屋の集会参加のため代読での朗読。「私が中学生の頃、第2次大戦があった。私は中学生の素朴な思いで「大人たちはなぜみんなで反対しなかったの?」と尋ねた。…今、私たちは同じ過ちを犯し、同じことを問われている。」と訴えた。

 福島現地からは、郡山在住でテントにもなじみの深い「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の森園和重さんの訴えがあった。「1年半経っても、私たちは地震が起きるたび、避難しなくてよいのだろうかと心配し、“あの日”に引き戻される。…福島では、蚊や蛾などの小動物が去年に比べてずっと少なかった。トンボは1匹しか目にせず、普段の年ならコンビニの青い紫外線灯(殺虫灯)に衝突しているはずの虫もほとんどいない」と福島での「命の危機」を訴えました。

「いま、東京が、何事もなかったかのように生活していられるのは、懸命に収束作業に当たっている被曝労働者、業員がいるから。3千人の作業員の6割は福島県民。加害者が被害者を雇っている。これが福島の現実だ。…こな状態になっても原発を動かそうとする人たち。地球は人間だけのものじゃない。この会場には、普段働いている方も多いと思うが、私は原発メーカーである東芝・日立の人たちに、命とは何か問うてみたい」。 

 また、森園さんは、福島原発告訴団、ふくしま集団疎開裁判、「子ども・被災者支援法」の重要性に触れながら、これほどの事故でも誰も責任を取ろうとしない現状を変える必要を訴えました。 

 「全国の女性たちはつながっていきましょう。その女性たちをサポートしている男性の皆さんも一緒に頑張りましょう。」と熱く訴えた。 

そして、本州最北端の大間原発建設予定地の「あさこハウス」で建設反対を闘っている小笠原厚子さんの話へと続く。「どんなに無視され、村八分にされ、孤立させられても、私の母は電源開発に決して土地を売らなかった。今、新規原発の建設を認めないと言いながら、政府は一方で大間原発の建設再開を認めたが、もし、母があのとき、あきらめて土地を売っていたら、今頃大間原発は稼働していただろう」と、1人でもあきらめず闘うことの必要性を訴えた。 

 最後に作家の大江健三郎さんの話。「中国の小説「故郷」(魯迅)の一節を引きながら、「原子力ムラの弱点は、私たちに何も希望を示せないこと。私たちはこうして集まり続ける限り希望がある。集まって道を作り、希望を持って生きよう」と述べた  

 
脱原発を宣言して注目を集めた城南信用金庫の吉原毅理事長が閉会のあいさつ。吉原理事長は、東京で開催中のIMF(国際通貨基金)・世界銀行総会に経営者のひとりとして参加した後、この集会に参加しました。 

 「政府が2030年代に原発ゼロの方針を決定したとき、経団連、経済同友会、日商の経済3団体が連名で「原発ゼロは現実的ではない」と共同声明を出した。経済団体は中小企業の代表というが、いったいどこの中小企業の代表なのか」と、自分が所属している経済団体を批判しました。 

 「経営者でも、もう原発はこりごりだという人がたくさんいる。いま、経営者に求められているのは脱原発に踏み出す勇気だ。」と訴え、満場の拍手で集会を閉じた。 


その後、参加者は、会場周辺をデモ行進して脱原発を訴えた。解散地点の常盤橋公園で、たんぽぽ舎、反原発自治体議員連盟、テント、大間原発のあさこハウス、全国ネットワークからのアッピールをし、総括集会をもって今回のアクションを閉じた。 

 地下鉄でテントに戻り、留守番のSさん、Tさん、Uさんに集会の報告をしているその時、北海道から緊急の連絡が入った。札幌の大通り公園の『泊・大間原発に反対する集会』が12000人の結集で大成功の報告。 

 また、明日はテント設立400日目ということもあり、集った仲間で前夜祭を行いった。自転車で八王子からやってきたKさんやハンスト中のFさんも参加し、夜の耽るまで議論が盛り上がった。(S・S)



[PR]
# by y_csm521 | 2012-10-15 00:50 | 脱原発運動・集会・支援

≪ふくしま集団疎開裁判の情報です。
大間原発建設作業再開?のニュースに、めげている場合ではありません。ひとつひとつ、出来ることをたゆまず続けて行くだけですね。 by COSMOS≫

ふくしま集団疎開裁判の原告弁護団が、下記のように「山下俊一氏の証人調べを
求める申入書を仙台高裁に提出」しました。

ふくしま集団疎開裁判ブログ


======以下、全文転載=====

■【速報】本日、山下俊一氏の証人調べを求める申入書を仙台高裁に提出

本日(9月28日)、疎開裁判の原告弁護団は、仙台高裁に、福島県の放射線健康リスク管理アドバイザー山下俊一福島県立医科大学副学長を公開の法 廷で、証人として出頭させ、矢ヶ崎克馬琉球大名誉教授・松崎道幸医師と同席して行なう証人調べ(対質尋問)を実施することを求める書面を提出しま した。
 その全文は以下の通りです。

「福島の子どもたちの被ばくによる健康被害の現状」を正しく認識するために
は、3.11以来、福島県における被ばく対策の最高責任者の1人である 山下
俊一氏を証人調べすることが不可欠であるという考えに基づくものです。

   *************************

審理手続きに対する申し入れ(口頭弁論による証人調べの実施
            2012年9月28日
仙台高等裁判所民事2部 御 中

          抗告人ら代理人
弁護士   神 山  美智子
            同    光  前 幸  一
‥‥

1 口頭弁論手続きによる放射線被害等に関する専門知識補充の必要性
(1)、抗告人らは、抗告審において、被ばくにより抗告人らの生命・身体・健康に対する具体的な危険性があることを、チェルノブイリ事故との適切 な対比[1]の中でるる主張・立証してきた。これに対し、相手方郡山市は、具体的な問題について「不知」と答えるのみで、終始、一般的、抽象的な 反論にとどまっている。このままでは両者の立証は十分噛み合わず、証拠を比較検討しても有益な結果(心証)は得られない。これに対し、原審裁判所 が原審決定の中でいきなり取り上げたいわゆる100ミリシーベルト問題にせよ、また文科省の20ミリシーベルト基準にせよ、或いは自己責任による 区域外通学という代替手段にせよ、これらの論点にいずれも明快な見解を下しているのが山下俊一福島県立医科大学副学長である[2](原審裁判所 は、暗黙のうちに、山下俊一氏の見解に基づいて決定を下したのではないかと思えるほどである)。また、抗告審における最大の論点「福島県の子ども たちの甲状腺検査結果」の評価についても、明快な見解を下しているのはほかでもない上記検査の責任者である山下俊一氏である
(甲104矢ヶ崎意見 書(4)別紙1の記事参照)。
 従って、原審決定の当否を判断する上で、我々抗告人らが提出した科学者・医師らの見解と山下俊一氏の見解を比較検討して吟味することが必要不可 欠であり、かつ最適である。

(2)、のみならず、山下俊一氏はより直接的に、「抗告人らの生命・身体・健康に対する具体的な危険性」の問題に関与している。なぜなら、本年9 月11日の第3回目の甲状腺検査結果に端的に現れている通り、現在、福島県の子どもたちの健康被害は極めて深刻な兆候を示している。その直接の原 因はもちろん昨年3月11日からの福島第一原発事故にある。しかし、事故直後から最適の防御を実行していれば子どもを含む福島県の住民の健康被害 はここまで深刻な事態に至らずに済んだ可能性が高い。では、この深刻な事態をもたらしたものは何か。それは、最適の防御とはほど遠い「安全神話」 としか言いようのないズサン極まりない防御の結果によるものである。そのズサンな防御を指示した最高責任者の一人が、事故直後に福島県の放射線健 康リスク管理アドバイザーに就任した山下俊一氏である。つまり、今日の福島県の子どもたちの深刻な健康被害の現状を正しく理解するためには 3.11以降の山下俊一氏の言動・見解を吟味することが必要不可欠である。

(3)、ところで、抗告人側科学者・医師らも、山下俊一氏が指摘する「放射能は『正しく恐れる』ことが大切」[3]「チェルノブイリの教訓を過去 のものとすることなく、『転ばぬ先の杖』としての守りの科学の重要性を普段から認識する必要がある。」[4]点では全く異論がない。問題はその先 にある。一方は「もともと放射線の被ばくはどんな微量でも体によくない。年100シーベルト以下だからといって安全な筈がない」と言い、他方は 「年100シーベルト以下なら大丈夫」と言う。一方は「内部被ばくで低線量の放射線で切断されたDNAの修復
作用によりがんが発生する」[5]と 言い、他方は「放射線で切断されてもDNAには修復作用があるから直してしまう」[6]と言う。事故直後の安定ヨウ素剤の配布について、一方は 「(配布しなかったのは)取り返しのつかない『行政の愚かな措置』」[7]と言い、他方は「小児甲状腺ブロックは不要」[8](甲147)と言 う。福島県の子どもたちの甲状腺検査結果について、一方は「警告を発していると見るべき」[9]「甲状腺が望ましくない環境影響を受けているおそ れを強く示す」[10]と言い、他方は「原発事故に伴う悪性の変化はみられない」[11]「しこりは良性と思われ、安心している」[12]と言 う。

以上のとおり、山下俊一氏の見解は抗告人側科学者・医師らの見解と真逆(まぎゃく)である。この真っ向から矛盾対立する2つの見解の当否を吟味す る必要がある。そのためには、両者の見解を裏付ける根拠・前提にさかのぼって明らかにし、これらについてその食いちがいの理由やその当否を問うべ きである。
そのためには抗告人らが従前主張していた参考人の審尋(民訴187条)方式では不十分であり、山下俊一氏と抗告人側科学者・医師らを口 頭弁論期日において証人調べすることが必要不可欠であり、とりわけ両者の見解とその根拠の意味とちがいを明確にするために、両者の対質尋問を実施 することが最良の方法と考える。

(4)、尤も、仮処分手続(抗告手続)において任意的口頭弁論を開き、さらに証人尋問を実施することは、仮処分の迅速性を妨げることが懸念されな い訳ではない。しかし、本件は、低線量被ばくと健康被害の因果関係の有無を吟味するという事件の特殊性と、万が一判断を誤ったときの被害の重大 性、不可逆性、さらに、原審決定後の、世界でも類例をみない重要な新知見の発見等を考慮すれば、専門家から貴重な意見を聴取するには審尋手続きで は不十分と言わざるを得ず、十分な時間と手続きに配慮した証人尋問が必要と言わざるを得ない(とりわけ尋問結果の調書化は絶対要件である)。

(5)、加えて、福島県の子どもの甲状腺検査結果の評価については、これまで国内ばかりか、外国の専門家からも警鐘を鳴らす意見が出され [13]、これらの情報に接した市民は混乱と戸惑いの中にある。その意味で、市民への正確な情報提供という見地からも、公開の法廷における専門家 の冷静な意見陳述は極めて重
要であり、これを可能とするのは、現状において司法の場しかない。


2 抗告人らの予定する証人と次回審尋期日での釈明陳述(民事保全法9条)
(1) 抗告人らは、少なくとも以下の4名の証人尋問、そのうち山下俊一氏と松崎道幸氏・矢ケ崎克馬氏については対質尋問が必要と考える。
①.松崎道幸氏(甲131松崎意見書の作成者で、福島県の子ども約8万人に対し実施された甲状腺検査の評価についての知見、及び昨年4月にウクラ イナ共和国から公表されたチェルノブイリ事故25年後の被害状況の報告書[14]〔甲148〕に関する知見の補充)
②.矢ケ崎克馬氏(甲49矢ヶ崎意見書と甲104矢ヶ崎意見書(4)の作成者であり、チェルノブイリ原発事故を踏まえた内部被ばくの危険性と子ど もの避難の必要性に関する知見の補充)
③.山下俊一氏(福島県の子ども約8万人に対し実施された甲状腺検査の責任者であり、同検査結果の知見、及び100ミリシーベルト問題等の知見の 補充)
④.山内知也氏(甲103山内意見書の作成者と郡山市内の小学校のホットスポット問題(甲135)に対する助言者であり(抗告人準備書面 (1)24頁以下)、原審決定後の郡山市の除染の状況とその効果に関する知見の補充)

(2)、次回期日(10月1日)は、松崎道幸氏及び矢ケ崎克馬氏も同席を希望しているので、両名から証人尋問の必要性に関する事実の釈明陳述を求 める。
また、抗告人らの親権者も期日に出頭するので、原審決定後の郡山市の低線量被ばくによる被害の状況について釈明陳述を求める。
                   以 上
                                    
           

[1] チェルノブイリ事故の評価については、昨今、350の英語論文を元にしたIAEAの従来の公表記録の見直しが急速に進んでいる(甲148~152。
NHK が本年9月16日と23日に放送した「チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」第1~2回等)。抗告人らも松井意見書(甲72)において、 ベラルーシ語、ウクライナ語、ロシア語を中心とした5000の論文に基づいた2009年のヤブロコフ・ネステレンコ報告に基づいて郡山市と対比し ている。
[2] 例えば2011年6月20日福島民友「県放射線健康リスク管理アドバイザー 山下俊一氏に聞く」
[3] 2011年4月23日日経新聞で、山下俊一氏が強調する言葉として紹介。
[4] 山下俊一「チェルノブイリ原発事故後の健康問題」4.今後の展望(甲124)
[5] 矢ヶ崎意見書(甲49)6~7頁
[6] 2011年6月20日福島民友「県放射線健康リスク管理アドバイザー 山下俊一氏に聞く」
[7] 矢ヶ崎意見書(甲49)4頁
[8] 2011年3月24日山下俊一氏の日本甲状腺学会会員宛ての内部文書「福島原発事故への対応-小児甲状腺ブロックは不要、放射線の正しい知識を」(甲 147)
[9] 矢ヶ崎意見書(4)11頁4(甲104)
[10] 松崎意見書(甲131)6頁小括2
[11] 2012年1月26日福島民報。山下俊一氏の発言
[12]矢ヶ崎意見書(4)別紙1(2012年1月26日 読売新聞。鈴木真一・県立医科大教授の発言)(甲104)
[13]米国のニュースサイトBusiness Insiderの本年7月19日の記事(甲154)
[14]NHKが本年9月23日に放送した「チェルノブイリ原発事故・汚染地帯からの報告」第2回「ウクライナは訴える」(甲152)はこの報告 書を取り上げたものである。




[PR]
# by y_csm521 | 2012-09-29 01:57 | 政府・電力会社・抗議・裁判

≪マスコミが福島第一原発の現状を、ほとんど報道しません。テレビと新聞からは決して得られない重要なニュースを、少しでも書きたいと思います。
ただし、この文章は、パワーポイント用に図面なども添付されているものだそうですが、残念ながらそれをここに表示する方法がわかりません。入手方法がわかればお知らせします。 by COSMOS≫

「一触触発の危機にある福島第一原発4号機プール対策」
2012年9月20日

広瀬 隆



8月31日に院内集会として,アーニー・ガンダーセン三の講演会が開催され,福島第一原発4号機に迫る危険性について,話を聞いた参加者の多くが,現状を認識しました。

私は当日,残念ながら北海道講演会のため参加できませんでしたが,当日のガンダーセンさんの講演と,東京電力ヒアリングの録画ビデオを見て,東電の態度に絶望的な気持ちを抱きました。



2012年8月31日に院内集会としておこなわれたフクイチ4号機に関する重大なガンダーセン講演録がDVDになっています。

「ストップ・ザ・もんじゅ」電話072-843-1904に注文すれば,送ってくれます。



当日の東京電力と資源エネルギー庁に対するヒアリングもDVDになっています。

郵便振替 00950-2-119556 (加入者名:ストップ・ザ・もんじゅ事務局)

[小林注:DVDは1枚千円,送料80円]



講演会~ヒアリングの主催者と参加者のみなさまに,心からの感謝を申し上げます。ありがとうございました。すばらしい内容でした。



福島第一原発4号機プールがこわいのは地震である。



地震帯に原発が集中しているのは日本だけ!!



わずか16年の間に,大震災を二度も体験した国が他にあるか!!

「2030年代までに原発ゼロ」を議論している日本人が正気とは思えない。



2008年6月14日岩手・宮城内陸大地震

ほんの4年前の東北地方の内陸大地震

2キロ四方が陥没して山がまるごとひとつ消える大崩落でグランドキャニオンのようになった



マグニチュード7.2の岩手・宮城内陸地震では,岩手県一関市内の観測地点で上下動3866ガルを記録し,震源断層の真上では最大加速度4022ガルが観測された。これは重力加速度の4倍を上回る。

しかも「活断層がない」と言われていたところに,巨大な活断層が姿を現した。

4号機は,こんな地震の一撃で吹っ飛ぶ。



福島県の双葉断層は70kmを超える

双葉断層が動けばマグニチュード7.9の大地震が起こる

去年からこれが動き出した!



マグニチュード7.9の地震は,関東大震災と同じ。

阪神大震災の8倍という巨大エネルギーである。



今から40年前に建設が始まり,老朽化した4号機の建屋

地震と水素爆発でガタガタになっている



4号機がガサッと崩れれば,現場の作業員と運転員は全員が逃げ出す。

あとは福島第二の4基も含めて,残るすべての原子炉が大惨事を待つことになる。



私の現在の結論を先に言いますと,4号機のプールから使用済み核燃料を取り出すほかに,万全の対策はない。

実は,当日のガンダーセンさんの話と,東京電力ヒアリングを聞く前から,私自身の頭で,なにか対策はないかと考えていました。それを以下に述べます。



4号機では,かなりの地震が襲った場合に,コンクリートの亀裂,最悪の場合には建屋全体の崩壊などが予想されるので,その場合には,ガンダーセンさんが予測するように,ウラン燃料ペレットを包むジルカロイが空気中に露出して,発火するだろう。

東電は,「燃料が発火するという最悪の事態」を想定していない。これがわれわれの恐怖感の最大の原因である。



このような発火に対して,ガンダーセンさんは東電に対するヒアリングで,化学消火剤の準備を考えてあるか,と東電に質問しました。それに対して東京電力は,放水とスラリーの投入を考えていると答えました。

東電の放水は話にならない。論外の対策だ。

私は以前から,化学消火剤とスラリー(あるいはセメント材料で密封する方法)の両方を考えていたが,いずれも効果がないという結論に達した。これは,放熱が続く現場での,化学反応の問題だからです。

なぜなら,使用済み核燃料の発火は,通常の火災とは違います。通常の火災では,その火を消せば消火できます。しかし使用済み核燃料は,ずっと崩壊熱を発する物体ですから,火を消しても,熱の放出は止まりません。

したがって,化学消火剤でもスラリーでも,しばらくすると,それらの素材が過熱されて,化学反応が起こります。そのあと何が起こるか分かりません。

化学消化剤の化合物は,おそらくそれ地震の残渣が燃え上がるか,分解して爆発性のガスを発し,あるいは燃料の出す崩壊熱で焼却されてしまうだろう。

スラリーも,その成分が何であれ,やがて内部に熱がこもり,同じように爆発性のガスを発して,燃料を粉々に吹き飛ばすことが考えられる。これは最悪の事態を招く。つまり消火に成功しただけでは,その後の除熱ができないので,科学的問題が解決しないのです。

では,ほかに消火の方法はないのかと考えると,窒素のようなガスでプールの上部から通って,発火しないよう酸素を遮断することが考えられます。できないことではない。

しかし,そもそもプールの破壊が起こるような危機的状況で,プール全体をガスで覆うことは,きわめて困難な作業になるので,それは信頼度がゼロに近い。水漏れ部も対策をとらなければならない。

結局,考えつく消火の方法はない。

つまり,一刻も早い「燃料の取り出し」のほか,万全の対策はない。

なぜそれが東電に,来年の12月までできないのか,それが不思議である。

使用済み核燃料の出す崩壊熱は,核分裂停止から2年後(ほぼ現在の状態),熱出力の6/10000程度になっている。

4号機は電気出力78.4万kWなので,一炉心分の燃料では熱出力が260万kWと考えると,1550kW程度になる。

4号機のプールの構造は,この図のようになっている。幸い,推進が11メートルあるので,4メートルの燃料の上部に水が7メートルある。

つまり次頁の図のように,上から筒状の容器を水中に沈めてゆけば,燃料が水から顔を出さないように,そのパイプ内に燃料を引き挙げることが可能ではないか。

このパイプ状の容器は,その周囲を水冷式にして,強制的に除熱できる構造にしておく必要があるだろう。

燃料の集合体1体であれば,現在の発熱量でも,私の計算では充分に冷却しながら引き上げられるはずだ(現在の発熱量について正確な数字は持ち合わせないが,来年12月まで1年末必要など絶対ない)。

4号機では,1535体のうち,発熱している使用済み核燃料の集合体の数が1331体なので,回数としては大変な作業だが,集合体1体ずつ引き上げる。これを1331回くり返す。

そのあとは,それらの燃料を乾式キャスクへ移動する。これが,なぜできないか!!

問題は,燃料の上に,どれほどのがれきがあり,それを取り除くことができるかどうか,である。

この一連の作業では,東電がいうような,巨大なクレーンは必要がないと思われる。



ただし私は,これまでの燃料取り出しの具体的な操作を知らない。集合体をいくつかとりまとめて取り出すようになっているなら,これより発熱量が大きくなるだろう。

それでも,従来の方法にこだわる必要はない。できる限りの知恵をしぼるべきだ。

あとは,燃料が発する放射線の遮蔽のほうほうである。被曝しないよう,無人操作でおこなうことが必要だろう。

東電は,キャスクの製造に2年かかるなどと,ねぼけたことを言っている時ではない。他の電力会社も,六ヶ所再処理工場に運搬するための輸送用キャスクをもっているのではないのか?

ともかく全国からキャスクをあつめることだ。電力会社の子会社・原燃輸送が,専用の輸送容器キャスクを使って,原子力発電所の港まで陸上輸送し,運搬船に積み込み,青森に運ぶ時には,必死になってきたではないか。

私が知りたいのは,日本国内にどれだけの数の乾式キャスクが,現在あるか,である。足りないなら,日立などキャスクのメーカーの尻を叩いて,即刻製造させることだ。

足りなければ,外国からキャスクをかき集めることも考えるべきだ。日本の国家の生き残りがここにかかっている。

国際チームをつくれ。



これは,私が一人で考えていた一案に過ぎない。

しかし誰かほかに妙案があれば,教えてほしい。

ともかくも一刻を争うほど,次の大型余震がこわい。



明日から、青森県での弘前・八戸連続講演会に行って来ます。

六ヶ所再処理工場で満杯になった3000トンの使用済み核燃料プールでも,まったく同じ問題を抱えている。

首相官邸前の金曜デモ,頼みます!! 野田佳彦をぶっ飛ばせ。

[PR]
# by y_csm521 | 2012-09-29 00:14 | 福島第一原発状況

≪メーリングリストからの情報です。 COSMOS≫

本日、9月26日
『週刊金曜日』の臨時増刊号「さようなら原発、路上からの革命」が発売されます。

 これは定期購読者には届きません。定期購読している人も、紀伊国屋、大学生協書籍部などで購入をおすすめします。当然、北海道反原連のことも掲載されます。


『週刊金曜日』臨時増刊号・脱原発特集

PS:


[PR]
# by y_csm521 | 2012-09-26 17:39 | 資料・情報・講演